福原遥と深田恭子がW主演を務めるドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第1話が15分拡大で7月11日に放送された。18歳の有栖(福原)ともうすぐ40歳の瞳子(深田)。世代が違う2人が対極的な境遇で出会う様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
有栖と瞳子の運命的な出会い
同作の主人公は、キュレーターになる夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖(福原)と、恋を後回しにしてきたもうすぐ40歳のアートスペシャリスト・成瀬瞳子(深田)。彼女たちが年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築いていく様子を中心に、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリーも描かれる。
大学の後輩である有栖に興味を持つダンサーを目指す黒澤祐馬を鈴鹿央士、瞳子が出会うアート作品の輸送を受け持つトラックドライバー・加瀬息吹を上杉柊平が演じる。
第1話は、高校を卒業し、夢に向かう大学入学を前にして妊娠が発覚した有栖と、仕事を頑張ってきてようやく婚活、妊活に向き合おうとした瞳子の出会いが描かれた。
対極的な境遇の2人に突き刺さる“自己責任”
有栖は、大学生の彼氏・康介(八木勇征/FANTASTICS)に妊娠を告げたが、呼び出された日に現れたのは母親。康介は留学したと聞かされ、さらに一方的に話をする様子に怒りを覚え、店を出た。
それが大きなストレスとなり、道端で腹痛を起こし倒れ込んだ有栖。そこに、親友の薫(松本若菜)が経営するレディースクリニックに向かっていた瞳子が通りかかる。有栖の妊娠を知った瞳子は薫の元へ連れて行く。
有栖は無事だったが、婚活のために検診を受けた瞳子は、子宮内膜症と卵巣機能の低下で妊娠しづらいことを告げられた。
やっと仕事で成果を出せるようになった瞳子が、次の目標として婚活に向き合おうとした矢先の悲しみ。同じ病室で点滴しながらさめざめと泣く瞳子の境遇を聞いた有栖は、「それって自己責任ですよね…」とつぶやいた。それは思いがけない妊娠、さらに恋人から逃げられるという自分に向けての言葉だった。