世代が違いながらも有栖と瞳子の悩みに視聴者「グサグサくる」
“自分の責任”でもあると分かっているけれども、どうしようもなく襲ってくる不安と後悔。片や夢に向かう直前、片や仕事で成功し、あらたな夢を叶えようとした段階。ちゃんと向き合わなければならない現実、覚悟しなければならないことの重みが胸に迫る。
世代の違う2人が女性としての悩みに直面する姿は、視聴者の共感を呼び、「#エイティーンフォーティー」と略称の「#エイフォー」がトレンド入り。「なかなかに現実を突きつけられてグサグサくるわ…」「どっちもつらすぎる」「現代社会にささる良いドラマ」「どっちにも共感」といった声が上がった。
その後、偶然再会したときの瞳子の言葉が有栖の背中を押すことに。
「諦めるのが当たり前だって、女だからそうだって、そういうのを繰り返さないでほしいの。諦めたことを私みたいに後悔してウジウジしてるくらいなら、世界中敵に回しても自分の気持ちにうそをつかない。自分の生きたい人生を諦めるなってこと。あなたがそうしたいと思ったら、握力全開にしてすべてを手に入れなさい」
それは有栖にとって亡き母の思いにも重なっていた。
アートカフェでバイトをすることにした有栖は、カフェを運営する本社社員である瞳子と再々会。引き付け合っているような2人。それぞれ、祐馬、加瀬との出会いもあり、どう進んで行くのか、注目だ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部