浅川梨奈、ヤンキー役が“しっくりくる”の声に「みんなの顔覚えてるんで」
昨年12月に公開され、大反響を呼んだ話題作「14(じゅうし)の夜」が、7月12日(水)にDVDをセル&レンタルで同時リリース。それに先駆けて、11日に都内でイベントを行い、浅川梨奈と犬飼直紀、足立紳監督が登壇した。
会場には浅川ファンの男性が多く見受けられ、足立が「9割10割浅川さんのファンでしょうか(笑)。ありがたい気持ちでいっぱいですね」とあいさつすると、会場から笑いが起きた。
監督・脚本を務める足立が8年前からずっと温めていた企画である本作。犬飼は「オーデションが土日にあって、すぐに決定の連絡がありました。決まってすぐは自覚がありませんでしたが、すごくうれしかったですね。それぞれキャラクターが個性的なので、どんな人が集まるんだろうと楽しみでした」と、振り返った。
一方、浅川は「最初に仮の台本を頂いた時に、タカシ(犬飼)が妄想の中でおっぱいをもむレンタルビデオ店の女性店員が先に出てきたから、『私、これをどう演じればいいの!? 大丈夫かエイベックス!』と思いました(笑)」と、天真らんまんに打ち明ける。
実際はヤンキー美少女・メグミ役と言うことで「メグミ役と気付いて読み進めると、普段使わない口調で、タカシにわーっと詰め寄るところもあって驚きましたが、初めてのヤンキー役は新鮮で楽しかったな。スタッフからもしっくりきてるとも言われました」と語ると、観客が一斉にうなずく。すると「あ! 今うなずいたみんなの顔覚えてるんで」と、ニラミを利かせ、笑いを誘っていた。
また、犬飼は初主演作となった本作について「見たよ!って言ってくれる方が本当に多かったですね。自分の代表作で、自己紹介のような映画だと思っています。あと、プールに全裸で飛び込んだりしたので、メンタルが強くなりました」と、胸を張る。
さらに本作以降、女優としての活動がぐっと増えた浅川は「出演作のプロデューサーや監督から“見たよ”“(本作を)見て浅川さんが気になった”と言われることが多かったです。自分の殻が破れて、新たな一面をファンやいろんな方に見ていただけた」と、足立に感謝の気持ちを表す。
2人からのうれしいコメントに、足立監督は「この2人は本作の出演以降、仕事がきてるので僕もうれしいです。僕は少なくなったんで…」と自虐混じりに答え、「これからもっと売れても『14の夜』をずっとプロフィル欄に残しといてね。消えると傷つくから…」と懇願すると、大きな笑いが起こった。
最後に浅川は「今日いらっしゃった皆さん、今日は家に帰って早速DVD再生してくださいね。それにほら、DVDって何枚も買えると思うので、1枚とは言わず、買ったらお友達にじゃんじゃん布教してください(笑)。
いつかみんなで時間を合わせて、Twitterのフォロワーさんたちと『14の夜』実況やりたいなと思ってます!」と述べ、イベントを締めくくった。
7月12日(水)発売 4700円(税抜)
【HP】http://www.toei-video.co.jp/special/14-noyoru/
(C)2016「14の夜」製作委員会