7月15日(土)に公開される映画「人狼ゲーム マッドランド」で、長編映画初主演を務めるSUPER☆GiRLS・浅川梨奈にインタビューを行った。
同作品は、原作小説&コミカライズがシリーズ累計70万部を突破し、アプリゲームもヒットしている「人狼ゲーム」の実写化。
このシリーズでは、これまでにも桜庭ななみや土屋太鳳ら今をときめく人気若手女優が主演を務めており、今回が映画化第6弾となる。
近年アイドルとしての活動だけにとどまらず、女優としてもさまざまなドラマや映画に出演するなど、目覚ましい活躍を続ける浅川に、“人狼ゲーム”の魅力や、撮影の裏側などについて語ってもらった。
――第6弾ということで、人気のあるシリーズに主演として飛び込むプレッシャーはどうですか?
歴代本当にすごい女優さんが主演されていますよね! それに脇を固める方々もとても豪華なので、話を聞いたときは「私で大丈夫かな」と思いましたし、不安でした。でも、私は「人狼シリーズ」がすごく好きで、不安よりもこの世界観に入れる喜びの方が大きかったので、撮影はとても楽しみでした。
――では、過去シリーズで好きな作品はどれですか?
え! 好きだった回ですか~!? 全部好きなので難しいですが(笑)、土屋太鳳ちゃんの「人狼ゲーム ビーストサイド」(2014年)と、古畑星夏ちゃんの「人狼ゲーム ラヴァーズ」(2017年)が好きです。特に星夏ちゃんの「ラヴァーズ」はめっちゃ泣けたので、強いて言えばこれが1番ですね。
――本作が解禁されたときのビジュアルもすごいインパクトでしたね!
そうですね。私も笑っちゃいました! ナイフ持ってる!って(笑)。
周りの方からも「人狼ゲームに出るの?」って驚かれましたし、普段からお世話になっているメイクさんも「人狼シリーズ」が好きで、情報が出たときに「えっ浅川梨奈が主演!?」ってビックリしていました(笑)。
他にも関係者の方で、「映画主演おめでとう!」って言ってくれる人や、この前はたいちゃん(平祐奈)からも「映画やるんだね~?」って言われて、「うん。やるよー!」ってやりとりをしました。
情報が出た日は、LINEニュースにも、Yahoo!ニュースにも載っていて、何度エゴサ(ーチ)をしても人狼関連のニュースが出ていて、ありがたかったです。
――結構エゴサーチなさるんですね!
はい! 大好きです!(笑)
――でも、ネットは何にしても賛否両論ありますが…大丈夫ですか?
大丈夫です。むしろ「賛」よりも「否」の意見の方が好きですから。否定されているのを覆すのが楽しいと言いますか、燃えますよね! マイナスな意見って、自分では気付けない点でもあると思いますし、これは直さないといけないんだなと成長するきっかけにもなるので、大好きです。
――同じ建物内でほぼ完結する作品でしたが、撮影では精神的に追い詰められました?
私が演じた萌ちゃんの泊まった場所も3階という設定で、建物の3階の右奥にあるんですけど、実際に女性キャスト陣が泊まっている部屋も3階にあるんです。男性のキャストさんや、スタッフさんも同じ建物内に泊まっていて、朝から晩まで皆さんとずっと一緒でした。
外に行くのは、お風呂に入りに行くときに車で近くの温泉に入るくらいの時間しかありませんでした。確かに閉鎖空間で人を殺したり、周りの人が殺すところを見たりというのは精神的にもつらい部分ではあったのですが、演技をするために来ているんだという感覚が味わえて、すごく楽しかったです。
閉鎖的な空間だったので、「もう嫌だー!」ってなることもあるかなと思ったんですけど、昼ご飯と夜ご飯が温かったんです。ケータリングでアツアツのご飯が食べられるだけで、幸せな気持ちになりました。
ロケなので冷たいご飯なのかと覚悟していたんですけど、温かいのが出てきてめっちゃテンションが上がりました!
映画「人狼ゲーム マッドランド」
7月15日(土)より東京・シネマート新宿ほかにて公開
出演:浅川梨奈
松永有紗、門下秀太郎、飯田祐真、栗原吾郎
長谷川ニイナ、眞嶋秀斗、木下愛華、坂田将吾
佐奈宏紀
監督:綾部真弥
脚本:川上亮、綾部真弥
原作:川上亮「人狼ゲーム マッドランド」竹書房刊
【公式HP】http://jinro-game.net/
<ストーリー>
監禁した高校生たちに殺し合いをさせ、生き残った者には1億円が与えられる“殺戮ゲーム”。人呼んで<人狼ゲーム>。
気を失った私は、9人の高校生たちと共にバンに揺られていた。今回の参加者は、村人側:2人(用心棒1人、予言者1人)、人狼側:1人、その他:狂人7人という【狂人村】。狂人の生存条件は、人狼の勝利。村人が生き残るには、多数決の投票に頼るしかない…。人狼側圧倒的有利なこのルールの中、私は、勝利を目指して「殺り」まくる―。