堺雅人主演の日曜劇場「VIVANT」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第3話「裏切りと別れ…明かされるヴィヴァンの意味」が、7月23日に放送された。乃木(堺)らが、誤送金事件を仕組んだ人物を突き止めた。(以下、ネタバレを含みます)
姿を消した薫を単独で探しに行く乃木「見捨てるわけにはいかないんです」
同ドラマは、福澤克雄氏が原作・演出を手掛ける、完全オリジナルの“アドベンチャードラマ”だ。主演を務める堺の他、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司らが出演。
さらに、竜星涼、迫田孝也、林遣都、高梨臨、檀れい、濱田岳、坂東彌十郎、小日向文世、キムラ緑子や、映画「スパイダーマン」シリーズで知られるハリウッド俳優のMartin Starr(マーティン・スター)、「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイをはじめ、数々の人気アニメのキャラクターを演じている声優・林原めぐみなどバラエティーに富んだキャストが集結している。
バルカ共和国の警察から逃れるために危険な砂漠地帯をラクダで移動していた乃木(堺)たち。しかし、気付くと最後尾のラクダに乗っていたはずの薫(二階堂)の姿がなかった。時間は朝の7時26分。野崎(阿部)が最後に薫の姿を確認したのが深夜3時半頃。すでに4時間が経過しており、探しに行くのはリスクが高いと野崎は判断し、前進しようとするが乃木が猛反対。
バルカ共和国に向かう途中、砂漠で倒れた乃木を助けてくれた薫に対する恩義があり、「見捨てるわけにはいかないんです」と主張。野崎は、片道4時間往復8時間、11時30分になっても薫が見つからなければ引き返せと言い、乃木が単独で薫を探しに行くことを認めた。
待ち受けていたチンギスをかわして無事国境を超えた
探し始めて4時間が経ち、戻らなければならない時間になったが乃木は諦めきれない。そんな時、ラクダの鳴き声が聞こえた。ラクダたちが体の大部分が砂に埋もれてしまっている薫を見つけたのだった。
薫を助け出し、それぞれがラクダに乗って野崎との待ち合わせ場所に向かうが、ラクダの一頭が途中で座り込んでしまい、乃木は歩いて薫を乗せたもう一頭のラクダを引きながら移動を続けた。しかし、もう一頭のラクダも座り込んでしまい、乃木は薫を背負って移動することに。炎天下の砂漠で体力も消耗し、薫を背負った乃木も力尽きて倒れてしまった。
そんな時に現れたのが複数のラクダを引き連れた野崎だった。常に先の先を読む野崎だけに、これも想定内だったかもしれない。そして薫の体力が回復するまで休ませた後に移動を再開し、ついにモンゴルとの国境まで辿り着いた。
しかし、そこに待ち受けていたのがバルカ警察。国境手前で乃木らの身柄を拘束するが、モンゴル国境警備隊が戦車を引き連れて現れ、砲撃を開始した。バルカ警察のチンギスはまだバルカの領土内だと主張するが、モンゴル国境警備隊は、チンギスが利用している位置情報のシステムはモンゴル側が管理しているもので、わざと500メートルずらしていると言う。そして、チンギスたちがいる位置はすでにモンゴルの領土だと。
実は、それは公安の新庄(竜星)が計画した嘘で、本当はまだバルカ共和国の領土だったのだが、うまく騙して国境越えを成功させた。そして、いよいよ帰国の途へ。
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