坂口健太郎主演の新日曜ドラマ「CODE-願いの代償-」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系、Huluでも配信)。7月30日に放送された第5話では、二宮(坂口)の周囲で悲劇が続く一方で、CODEアプリの恐ろしい機能が新たに判明。そんななかで怪しい存在感を放つ市川(玉山鉄二)の注目が高まっている。(以下、ネタバレを含みます)
「CODE-願いの代償-」とは
同作は、恋人が不審死し、絶望の淵に落ちた刑事・二宮湊人(坂口)が、「どんな願いもかなえる」という正体不明のアプリ「CODE」を手にしたことから始まる。そのアプリの背後には陰謀が潜み、幾重にも重なる事件と欲望が渦巻くノンストップ・クライム・サスペンスだ。
二宮を取り巻く人物として、「CODE」の謎を追うフリー記者・椎名一樹を染谷将太、物語の鍵を握る謎の女性・三輪円を松下奈緒、椎名と共に「CODE」にまつわる事件を追うハッカー・三宅咲を堀田真由、ケアリングクラウンの市川省吾を玉山鉄二が演じる。
素性がいまだ不明の市川
主要キャストに名を連ねながら、玉山演じる市川が作中に初登場したのは第3話。ただそれも椎名が二宮にアプリを教えたと思われていた大学時代の友人・佐々木(渋谷謙人)について調べるため待ち合わせしているカフェのテレビで紹介されている映像が流れているというものだけだった。
ケアリングクラウンの姿のまま、その活動をする理由について「僕が勇気をもらってる。い~っぱい、い~っぱい、もらってる」と答え、それを見ていた椎名が「ふっ」と冷ややかな笑いをしていた。
そして第4話では、円の子どもが心臓病で入院していることが明らかになり、その病院でケアリングクラウンとして活動する市川が登場。子どもたちと触れ合ったあと、ピエロのメイクを落とした市川が鏡を見て口角を上げたのは、優しさのほほ笑みなのか、それとも何か目的があってのニヤリだったのか…。怪しいと思えば後者を選択したくなるが、どちらともとれる絶妙なバランスの演技だった。
また、病院に手厚い寄附も続けているとのことだが、その素性は明らかになっていない。
▼「CODE-願いの代償-」Hulu番組ページ▼
https://www.hulu.jp/code-japan-the-price-of-wishes
▼「CODE−願いの代償−」特集ページはこちら
▼2023年7月期の夏ドラマ一覧はこちら▼