福原遥と深田恭子がW主演を務めるドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)。8月8日に放送の第5話では、ついに有栖(福原)が出産の日を迎えるまでが描かれ、瞳子(深田)との深まるシスターフッドとともに大きな感動を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)
不安に押しつぶされそうになる有栖
同作の主人公は、キュレーターになる夢に向かって歩きはじめた18歳の妊婦・仲川有栖(福原)と、恋を後回しにしてきた40歳のアートスペシャリスト・成瀬瞳子(深田)。彼女たちが年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築いていく様子を中心に、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリーも描かれる。
大学の後輩である有栖に興味を持つダンサーを目指す黒澤祐馬を鈴鹿央士、瞳子が出会うアート作品の輸送を受け持つトラックドライバー・加瀬息吹を上杉柊平が演じる。
前回、父・市郎(安田顕)に妊娠を打ち明けたとき、「ちょっと回り道するだけ」と大学を休学するよう言われた有栖。納得したはずだが、出産の日が近づくにつれ、夢をかなえることに焦りが出てくる。すると、自分のことばかりで母になる資格はないのではと不安に押しつぶされそうに。そんな姿にギュッと胸を締め付けられた。
瞳子の優しさに感動
「生まれる前にこんなにいっぱいいっぱいで不安になって、こんなんじゃいいお母さんになんかなれっこない」と吐露する有栖。
すると瞳子は「だったらならなきゃいい。いいお母さんになんてならなきゃいいじゃない。だいたい、いいお母さんって何?お母さんなんて、いっつも子どものこと勝手に心配して、うちの子、ほんとに幸せになれるのかしらって一人で先走って心配して、不安になって、考えすぎて夜も眠れなくなったりして。でも結局、親って、そうやって子どものこと誰よりも思ってくれる人だから。だから有栖はもう十分、ちゃんとお母さんなんだって私は思うよ」と告げた。
有栖と出会わせてくれた赤ちゃんを大事に思う瞳子。そんな瞳子を信頼する有栖。絆が深まった2人が心を寄せ合う様子が愛おしい。