STU48の石田千穂、岩田陽菜、沖侑果、中村舞が、8月20日に都内で開催されたドキュメンタリーブック「STU48 6th Anniversary Concert Documentary Book-届け、あなたのもとへ- 」(玄光社)の発売記念イベントに登場。ドキュメンタリーブックの内容の一つとなっている、6周年のコンサートでの思い出やこれから迎える7周年に向けた意気込みなどを語った。
久しぶりに歓声を聞き、ファンの偉大さを実感
同作は、2023年4月に広島・広島国際会議場 フェニックスホールで開催された「STU48 リクエストアワー セットリストベスト20」や6周年コンサートの模様に密着した内容となっており、舞台裏でのメンバーの姿を捉えたカットやリハーサルの様子などを追った全208ページにわたるドキュメンタリーブック。
コロナ禍で声出しが禁止になってしまい、6周年コンサートで久しぶりにファンの歓声を聞くことができたメンバーたち。それも踏まえ、最近のライブでの心境の変化などを聞かれた中村は「5周年のコンサートでは声を出すことができなくて…。6周年のコンサートでファンの方の歓声を久しぶりに聞けたことで、本当にファンの方の力って偉大だなって思うことが多くなりました。応援の声を実際に聞けて自分も頑張ろうと思いました」と語り、岩田は「これまでは“オンラインお話会”で、ファンの皆様と会うことが多かったのですが、(昔のような)握手会ぐらいの距離で会えるようにもなったりしてきて、(最近は)オンラインだけではなくファンの方と会える距離も近くなれてうれしいです」とそれぞれコメント。
瀧野由美子の卒業発表に「びっくりして言葉が出なかった」
また、7月から始まった「STU48全国ツアー」の神戸公演で、グループ卒業を発表したメンバーの瀧野由美子について聞かれ、沖は「卒業を聞いてびっくりしました! その時はびっくりして言葉が出なかったんですけど…。STU48を全力で前を向いて引っ張ってきてくださった方ですし、ゆみりんさんの背中を見て私たち後輩も追ってきたので、ゆみりんさんみたいに後輩に大きな背中を見せられるような存在になりたいですし、(瀧野の)穴を埋められるように成長していきたいなと思います」と、先輩への思いと今後の目標を口にした。
あらためて6周年を迎え、石田は「ざっと思い返すと本当にあっという間でした。1周年の時と比べたらメンバーもたくさん入れ替わったり、曲も増えていったりとどんどん進化しています」と話し、「7周年、8周年…10周年とこれから先がすごく楽しみですし、これからのSTU48の歴史に携わっていきたいです」と力強く意気込んだ。
◆取材・文=suzuki