俳優の吉永小百合が、9月1日に都内の劇場で行われた映画「こんにちは、母さん」の初日舞台あいさつに、大泉洋、永野芽郁、宮藤官九郎、田中泯、YOU、枝元萌、山田洋次監督と共に登壇した。
映画「こんにちは、母さん」あらすじ
同作品は、時代と共に家族を描き続けてきた山田監督が、変わりゆく令和の時代にいつまでも変わらない「親子」を描いたもの。山田監督にとって90本目の監督作で、吉永は映画出演123本目となる。
大会社の人事部長として日々、神経をすり減らし、家では妻との離婚問題、大学生になった娘・舞(永野)との関係に頭を悩ませる昭夫(大泉)は、久しぶりに母・福江(吉永)が暮らす東京下町の実家を訪れる。しかし、迎えてくれた母の様子がおかしいことに気付く。
吉永小百合が124本目に意欲「もう少しやってみようと今思っております」
登壇した吉永は「『映画は映画館で見てください』って日頃申し上げているんですけども、まだまだ本当に暑い日々、皆さま大変な思いをして今日こちらに来てくださったことと思います。感謝しております。本当にありがとうございます」とあいさつ。
また、123本目の出演について「60年以上の間に健康だったからここまで来られたんだと思います。素晴らしい監督さん、スタッフ、キャストの皆さんとご一緒に、引っ張られながら来られたということで感無量です」と述懐し、「123っていうのは、本当はここで止めようかなと思っていたんですけど、『1、2、3』で外に飛び出すような数なので、もう少しやってみようと今思っております」と明かすと、客席から大きな拍手が起こった。
松竹