アドリブシーンの変更はかなわず…
劇中のアドリブシーンに苦手意識を持つ渡辺が、「結構公演数もあるのでかなり自分にはプレッシャーだなというところで、光一くんに『僕、本当にアドリブが苦手なので、もしよかったら違う演出かせりふなどを作っていただくことは可能でしょうか』と言ったら、『そういう苦手なやつほどやらせたくなる』と言われて、とにかく折れてくれなかったので、僕が腹をくくった」と不安を吐露する場面も。
しかし、「さっきも皆さん、ちょっと笑ってくれてましたので。ありがたかったですね」と客席からのリアクションに救われていることを明かした。
記者から「モノボケとかはどうでしょうか」と提案されると、「いいですね(笑)。ぜひ、どこかで。逆にリポーターから案をいただく。ありがたいです」とにこやかに返答。すると森本が「マネキン出してきてさ、漫才とか始めたり。ぜひやってみたら」と便乗し、「ぜひやってみます」と笑い合っていた。
オファーを断ったことを忘れるほどの、堂々とした姿
「互いにすごいなと思ったところ」を問われると、顔を見合わせ「うーん」と考え込む二人。渡辺が「無さそうな間だよね」と切り込むと、森本は「いやいやありますよ。すっごい肌が綺麗です」と慌てて回答。これには渡辺も「関係ないね、あんまり。この『DREAM BOYS』の感じで言って欲しかったな」と苦笑い。
気を取り直し、森本は、「主役としてドーンとセンターに立っているときとかは、やっぱり堂々としていてかっこいいなと思いましたよ。翔太は帝国劇場の0番に立つことが不安とか言っていたじゃないですか。だから最初、光一くんからの『ぜひ』というお言葉も断ったと言ってましたけど。やっぱり堂々としてましたね。かっこよかったです。0番似合うなって。そこがすごいなって思いました」と渡辺の座長ぶりを称賛。
渡辺は、「本当にうれしいです」と真摯(しんし)に受け取り、「慎太郎って、こうやって普段からユーモアな部分が印象強いというか、そういった部分があるので、久しぶりに同じステージに立って、お芝居しているところ、ダンスしているところ、歌っているところって見ると、普段とのギャップが一番あるなという。かっこよくて面白い。これはモテる男子だなというところですよね。それこそ慎太郎も堂々としていて、緊張がいい意味であんまり無さそうに見えるから、余裕が見えてかっこいいなと思いますね」と互いをたたえ合った。
MENT RECORDING
発売日: 2023/09/06