目黒蓮(Snow Man)主演のドラマ「トリリオンゲーム」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第9話が9月8日に放送された。前回に続き、“めめみお”こと目黒と今田美桜が演じるハルと桐姫を巡る展開が大きな注目を集め、タイトルがトレンド1位に輝いた。(以下、ネタバレを含みます)
黒龍の申し出を断ったハルの次なる手は…
同作は、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一による同名漫画をドラマ化。“世界一のワガママ男”のハル(目黒)と、“気弱なパソコンオタク”のガク(佐野勇斗)という正反対の二人が、ゼロから「トリリオンゲーム」社を起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメントとなる。
キャストは他に、日本最大規模のIT企業「ドラゴンバンク」の社長令嬢であり、クールで強欲な才色兼備の黒龍キリカ(通称:桐姫)を今田美桜、ハルとガクが起業した会社の新入社員から社長に任ぜられた高橋凜々を福本莉子、桐姫のボディーガード兼秘書の長瀬忠則を竹財輝之助、ハルとガクに出資する謎の投資家・祁答院一輝を吉川晃司、ハルとガクの前に立ちはだかる怪物経営者・黒龍一真を國村隼が演じる。
前回ラスト、ハルとガク、祁答院の3人が持つトリリオンゲーム社の株を700億円で買い取ると申し出た黒龍。さらに、ハルには桐姫と結婚して黒龍家の人間になるようにも言った。だがハルはどちらも断った上、不敵にもトリリオンゲーム社がドラゴンバンクを傘下にすると宣言した。
そのためには数兆円の金が必要になるが、現在のトリリオンゲーム社にはない。その金を作る方法がたった一つあるとハル。ECサイト、ゲーム、タレント、テレビ、すべての事業の収益を増やす「劇薬」として、キャッシュレス決済事業に進出するとした。
ハルと桐姫が結婚!? わずか8秒ほどの空想シーンに反響集まる
ガクが中心となり、QRコード決済サービス「トリンリンペイ」を開発。ハルは飛躍的に取り扱い数を伸ばす手段として、交通系電子マネーの一つで私鉄連合が加盟する「PASCA」との提携を考えた。
ハルとガクが私鉄連合の会長である南急電鉄の社長・渡利(大和田伸也)の元へ出向くと、そこには父・黒龍によって子会社のスーパーマーケットチェーンに異動させられた桐姫がいた。桐姫はスーパーの電子マネー「ドラコ」とPASCAとの提携を交渉に来ていたのだ。
両者共にすげなく断られてしまったが、その夜、ハルは桐姫を呼び出した。ロマンティックな夜景に包まれた船上で「やっぱ俺ら結婚しようぜ」とハル。ただその“結婚”は、PASCAとの提携を決めるため、トリンリンペイとドラコがタッグを組むということだった。
ただ、ハルは「マジで結婚する手もある」とも。「会社の顔同士も結婚すりゃイメージ戦略としては最強」というのだ。
そこで桐姫が「パートナーになってどうするの?日曜日に手つないで仲良くピクニック?」と言うと、「それもいい。家を買って子どもつくって、犬も飼って。あと…年に一度は家族で海外旅行」とハルが続けた。
すると桐姫の脳裏に、ハルとショッピングデートする姿や子どもと3人でピクニックを楽しむ姿が浮かんだ。だが、「あなたも私もビジネスの世界で生きることを選んだ。私、普通の幸せも好きよ。でもそれだけじゃ足りない」と言い、「それにあなたが望んでいることはただ一つ、トリリオンダラーを稼いですべてを手に入れること」と続けた。
わずか8秒ほどの幸せなハルと桐姫の空想シーン。SNSには「尊い」「お似合いすぎ」「普通に幸せになってほしい」といった声が続々と上がる反響を呼んだ。
MENT RECORDING
発売日: 2023/09/06