BS松竹東急(全国無料放送・BS260ch)にて、9月18日(月)に最終回を迎えるドラマ「カメラ、はじめてもいいですか?」(毎週月曜夜10:30-11:00)。自分に自信が持てない女子高生・ミト(田牧そら)が、隣室に住むカメラマンのチサト(手島実優)に出会い、カメラを通して成長していく姿を描く青春ドラマだ。クラスメイトやカメラ店の店主、幼いころに離婚で離ればなれになった母親も巻き込みながら、ミトが自分を探していく本作。今回は最終回を目前に、これまでのあらすじや見どころを振り返っていく。(以下、ネタバレを含みます)
「カメラ、はじめてもいいですか?」とは
同作は、2019年より「月刊ヤングキングアワーズ」(少年画報社)にて連載中の同名漫画を実写化した、BS松竹東急オリジナルドラマ。根暗で猫背、自分が好きじゃない女子高生が、隣室の女性にカメラを教わることで新しい世界が開け、周りとともに成長する姿を描く。
カメラに惹かれていく女子高生・池田ミト役を若手女優の田牧が、ミトの隣室に住むカメラマンの女性・綿矢チサト役を手島が、ミトの同級生で“カメラオタク”の2人、音海モア役と毒島リン子役を村山優香と中村守里が担当する。
そして、ミトの地元にあるカメラ店「ヤエガシカメラ」の店員で、チサトがカメラを始めるきっかけを与えた八重樫ナギ役には根矢涼香、ミトの母親でチサトの写真を扱う雑誌の編集長の藤野恭子役には山田キヌヲ、ミトの父親・池田聡役には斉藤陽一郎が脇を固める。
内気な女子高生がカメラを通して変わり始める
主人公の池田ミトは、内気で自分のことを好きになれない女子高生。クラスメイトともうまくコミュニケーションが取れず、なんとなく毎日を過ごしていた。そんなある日、一人暮らしをしているミトの隣に住むカメラマン・綿矢チサトと知り合う。
チサトの人柄にどんどん惹かれていったミトは、カメラにも興味を持ちはじめ、チサトからカメラ「FUJIFILM XT20」を譲り受ける。ミトはシャッターを切るたびに見たいものを切り取れる世界にハマっていき、モヤモヤしていた毎日が次第に変わり始める。
またミトは学校でも、同じカメラ好きのモアとリン子という友達ができたり、2人の行きつけのカメラ店「カメラのヤマヤ」の店主・ナギとも仲良くなる。
チサトのおかげで交友関係も広がっていくミトだったが、チサトが実は将来有望な若手カメラマンであることを耳にして、恐れ多さから自信を無くしてしまう。しかしチサトから“変わらずミトと接したい”という言葉を聞いたことで、2人の関係はより深まるのだった。
チサトの穏やかな人柄と優しさ、ミトの素直さに、ネット上では「2人を見ていると癒やされる」「最高のペア」などの声が上がっている。
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