目黒蓮(Snow Man)主演のドラマ「トリリオンゲーム」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第10話が9月15日に放送された。ハル(目黒)とガク(佐野勇斗)のスリリングな挑戦が最終回を迎えたなか、ファッショナブルな姿で目を楽しませてくれた桐姫(今田美桜)へのロスの声も高まっている。(以下、ネタバレを含みます)
ハルたちのトリリオンゲーム社が最大のピンチを迎える
同作は、「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一による同名漫画をドラマ化。“世界一のワガママ男”のハル(目黒)と、“気弱なパソコンオタク”のガク(佐野勇斗)という正反対の2人が、ゼロから「トリリオンゲーム」社を起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世のすべてを手に入れようと成り上がる前代未聞のノンストップ・エンターテインメントとなる。
キャストはほかに、日本最大規模のIT企業「ドラゴンバンク」の社長令嬢であり、クールで強欲な才色兼備の黒龍キリカ(通称:桐姫)を今田美桜、ハルとガクが起業した会社の新入社員から社長に任ぜられた高橋凜々を福本莉子、桐姫のボディーガード兼秘書の長瀬忠則を竹財輝之助、ハルとガクに出資する謎の投資家・祁答院一輝を吉川晃司、ハルとガクの前に立ちはだかる怪物経営者・黒龍一真を國村隼が演じる。
最終回となった第10話は、黒龍の差し金でトリリオンゲーム社の全ユーザー情報が漏洩。これまで何度も難局を乗り越えてきたハルたちがどうするのか、ドキドキハラハラの展開が繰り広げられた。
大逆転劇でハルが最後に賭けたのは桐姫の思い
“友情パワー”で共に戦ってきたガクをも裏切り、ドラゴンバンクの役員となったハル。だがそれはハルの作戦で、黒龍を退任に追い込み、子会社となっていたトリリオンゲーム社がドラゴンバンクを傘下に取り込むという大逆転劇を見せた。
黒龍を追い込むとき、ハルが最後に賭けたのは桐姫だった。議決権のある過半数の株を手にするため、桐姫に交渉で持ちかけた。桐姫は父である黒龍とドラゴンバンクという会社が破滅するのを守るため了承する。ハルはそれを見越していたのだろう。
第1話で描かれた、ハルがドラゴンバンクの採用面接を受けるシーン。桐姫がフランス語と中国語で「会社のためだったら、私のペットにもなれる?」に、「悪くないね、でも逆はどうだい?あんたが俺のペットになるってのは」と返していたハル。また、ガクを起業するために説得するシーンではドラゴンバンクの社屋の窓に窓掃除用のスプレーで、室内にいた桐姫に向かって「I’ll take you all(お前ごといただく)」とのメッセージをつづっていた。
実際には犯罪者ギリギリの作戦を遂行してしまったため、ハルは姿を消すことになるのだが、桐姫は子会社となったドラゴンバンクの社長に就任し、桐姫を含めてドラゴンバンクを手にするという的は見事に果たしたことになる。
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