中島健人に水田監督が“当たって砕けろ!”の気持ちで直接主演をオファー「すごく幸せなこと」<おまえの罪を自白しろ>
中島健人×堤真一の初タッグで贈る映画、「おまえの罪を自白しろ」が10月20日(金)に公開。この度、メガホンを取った水田伸生監督が、中島を主演に抜擢した理由が明らかとなった。
映画「おまえの罪を自白しろ」ストーリー
大切なのは国か、幼い家族の命か。政治家一家・宇田家の次男の晄司(中島)は建築会社を設立するも倒産し、やむなく国会議員の父・清治郎(堤)の秘書を務めながら煮え切らない日々を送っていた。そんなある日、一家の長女・麻由美(池田エライザ)の幼い娘が誘拐されてしまう。犯人からの要求は、「これまでに政治家として犯した罪をすべて自白しろ」という清治郎への脅迫だった。
そんな状況下でも内閣府副大臣という地位と権力に固執し、口を閉ざす父に対するもどかしさから、晄司は怒りをあらわにして父と真っ向から対立。警察やマスコミ、国民までをも巻き込む壮大な事件に立ち向かうこととなる。
中島健人には「“陰りのある沈黙の印象”が常にある」
そんな前代未聞の誘拐事件をきっかけに、家族の命を懸けて機転を利かせながらも狡猾に、がんじがらめの政界と闘っていく晄司を演じるのは、優しい笑顔とスマートな立ち振る舞いが印象的な中島。これまで Netflix映画「桜のような僕の恋人」や映画「ラーゲリより愛を込めて」など優しい微笑みで好演してきた中島を、父の議員秘書という立場でくすぶっていた青年・晄司役に指名したのは水田監督自身。
キラキラした役どころの印象が強い中島にオファーした意外な理由について「もちろんアイドルだからキラキラも当然しているけど、私は彼の中に笑顔の印象よりも、どちらかというと“陰りのある沈黙の印象”が常にある。それと晄司がものすごく合致していました。彼はお忙しいし、当たって砕けろ!の気持ちでオファーしたんですが、彼はものすごく精神年齢も高いし、とても勉強家だからこういうシリアスな題材はすごく興味を示してくれたのかなと思います」と、水田監督ならではの視点で明かした。