乃木坂46の4期生であり、野球好きと知られる黒見明香がメジャーリーグベースボール(以下、MLB)の魅力を伝える初冠企画MLB連載「9-6-3のファインプレー!」。乃木坂46の野球好きの久保史緒里・向井葉月・金川紗耶・柴田柚菜と共に結成された「乃木坂野球部」のメンバーであり、「ABEMA BASEBALL SPECIAL SUPPORTER」としてゲスト出演していた「ABEMA」のMLB中継内では、あらゆる野球データが記載された直筆の通称・黒見ノートが視聴者の間で「レベルが高すぎる」と度々話題になった。
今回から4週に渡って今年1年間を振り返り、黒見が独断と偏見でア・リーグ、ナ・リーグのポジション別に印象に残った選手を選ぶ「くろみん・セレクション」をお届け。第5回はア・リーグセレクション<前編>をお送りします。
<MLBゲスト解説を振り返って>
――「ABEMA BASEBALL SPECIAL SUPPORTER」として4月から番組に参加してきましたが、9月23日のツインズVSエンゼルス戦の中継への出演で今シーズンは最後となりました。率直な感想を教えてください。
黒見:4月から大谷翔平選手を含めた日本人選手もそうですが、ファンの方々とMLBを一緒に観ることができたことがすごく楽しかったです。いつも以上にあっという間に終了したシーズンでした。ABEMAの中継に参加したばかりのころは、どうしても何か言わなければ……という思いが強く、変に考え過ぎてしまったところがあったのですが、途中からは一ファンとして応援しながら観ていたので、より試合を楽しめるようになってきました。
<充実のシーズンで成長実感>
――4月の放送と5か月経った9月では、どんな部分が変化したと思いますか?
黒見:最初のころは、変な言い方かもしれませんが、中継のためにMLBの勉強をし直すみたいな感じでした。でもだんだん中継のためというよりも、自分が楽しく観るためにいろいろ調べていることに気づきました。完全に仕事というよりは、生活の一部になっている感じです。楽しんで野球を観るために、選手のことを知りたいという気持ちになれたことで、よりMLBが身近になっている気がします。
――今年最後の放送では、DJケチャップさんとの掛け合いも観ていてすごく面白かったです。結構突っ込まれていましたね。
黒見:よくABEMAさんの番組でケチャップさんの声は聞いていたので、元々明るくてすごく場を盛り上げてくださる方だというのは知っていたのですが、実際お会いして「本当に実在している方なんだ」と感動してしまいました。ご一緒して、とにかくリラックスして臨めるような空気を作ってくださる方だなと。選手の情報などをいろいろ調べていたのですが、それ以上に試合のなかで自然に生まれるフリートークみたいなものがとても楽しかったです。