中島健人が、10月15日に都内で行われた映画「おまえの罪を自白しろ」親子で“自白”試写イベントに、浅利陽介、佐藤恋和と共に登壇した。
中島「映画を見終わった皆さんの顔が晴れやかなので安心」
江戸川乱歩賞をはじめ、多くの賞を受賞している社会派ミステリー作家・真保裕一の同名小説を、映画「舞妓Haaaan!!!」などを手掛けた水田伸生監督が映画化した本作。
疑惑を抱える国会議員・宇田清治郎(堤真一)の幼い孫娘・柚葉(佐藤)が誘拐された。犯人からの要求は身代金ではなく、「明日午後5時までに記者会見を開き、お前の罪を自白しろ」という脅迫だった。それは決して明かすことが許されない国家を揺るがす“罪”。清治郎の息子で議員秘書を務める宇田晄司(中島)は、家族の命を救うため前代未聞の大事件に挑む。
浅利は宇田家長女・麻由美(池田エライザ)の夫で市議の緒方恒之を演じている。
公開まで1週間を切った今の心境を聞かれると、中島は「“ついに”という感覚ではあるんですけど、ありがたいことにたくさんの番宣にも出させてもらっていて、忙しい中にこのような楽しいイベントがしっかりと挟まれていることがすごくうれしいです。映画を見終わった皆さんの顔が晴れやかなので安心しております」と答えた。
また、せりふ量が多くて撮影は大変だったと言いながらも、「でもやっぱり浅利さんが来てくれると笑顔になれるというか、救われました」と浅利に感謝。それを聞いた浅利は「ゆるいからでしょ? マスオさん感があったし」と謙遜するが、中島は「さすが山P(山下智久)の親友だなって」とニッコリ。
20歳の時に父親に作ったカクテルは「トゥエンティ・ケンティ・シャイニングスター」
父子の親子関係が鍵となる本作の内容にちなんで、会場の観客は「親子限定」。観客から募集した「今だから言える感謝の気持ち」「お悩み」「ほっこりエピソード」など、さまざまな親子の自白に中島と浅利が生回答した。
回答する合間に、MCから「お子さん時代に隠しごとは?」と質問された中島は「僕は好きな人がいることは全部隠しました。恥ずかしくて言えなかった。母が会いたがるから。『連れてきて! 見たい、見たい! どれ?』みたいな(笑)。気になるんでしょうね。母にとって息子って最愛ですから。ある種、ジェラシーの対象だったんでしょうね」と返答。
そして、子から親への「父は50歳、僕はこの冬に20歳になるので一緒にお酒を飲んで感謝の気持ちを伝えたいです」という告白を受けて、中島は20歳になった時のことを振り返り「うちの父は僕に最初に出したカクテルに名前を付けてました。“トゥエンティ・ケンティ・シャイニングスター”って。その時、『あ、俺、この人の息子だ』って思いました。ヤバいんですよね。真顔でそれをやるから」と明かした。