重岡大毅(ジャニーズWEST)が主演し、新木優子がヒロインを務めるドラマ「単身花日」(毎週土曜夜11:00-11:30、テレビ朝日系)が、初回60分拡大スペシャルで10月14日にスタート。淡い初恋の思い出から危険な快楽へと踏み込んでしまう主人公・舜を重岡が見事に体現し、タイトルがトレンド入りする反響を呼んだ。(以下、ネタバレを含みます)
男女4人の“止められない愛”を描く
同ドラマは、いわしげ孝による同名コミックが原作。鹿児島に単身赴任することになったハウスメーカーに勤める主人公・桜木舜(重岡)が、初恋の相手・武田花(新木)と17年ぶりに再会。舜と花の同級生で鹿児島の中小ハウスメーカーの営業マン・片山(田中樹)、舜の妻・ゆり子(高梨臨)とともに禁断の四角関係が展開する“単身赴任ラブサスペンス”となる。
舜はかつて暮らした鹿児島へ転勤し、初恋を思い出す
鹿児島への急な辞令を受けた舜だが、妻のゆり子はインテリアデザイナーの仕事が好調で、娘の花奈(宮崎莉里沙)は前の学校でいじめに遭い、転校して仲の良い友だちができたばかりという状況から、単身赴任を決めた。
そんな舜にとって鹿児島は中学時代を過ごした地。空港に着いたところでゆり子と電話で話していたとき、すれ違った女性に目を奪われた。脳裏に浮かんだのは、中学の同級生だった花。
その女性に引き付けられ、ゆり子との電話を思わず切ってしまう舜。この後の危険な展開を予感させるようでもある行動だ。実際、その夜、アパートの部屋を片付けながら外で打ちあがった花火を見て、かつて花と花火大会に行ったことを振り返る様子からも、花への初恋が深いものであることを感じさせた。
それは昔を知る同級生の言葉にも。舜の転勤先である支店には、同級生だった鳥貝(前原瑞樹)がいた。彼の妻・裕子(金澤美穂)も同級生で、しかも現在は花と同じ学校で教師をしていた。鳥貝の家に招かれ、昔の話で盛り上がる中、鳥貝は「お前の初恋は、どうやらまだ終わりきってなさそうだな」と言うのだった。