福原遥と水上恒司がW主演を務める映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」が12月8日(金)から全国公開。この度、場面写真と幕間映像が解禁となった。
映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」とは
本作は、SNS を中心に「とにかく泣ける」と話題になり、累計発行部数70万部を突破した汐見夏衛の同名小説が原作。
親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの高校生の百合(福原)。ある日、進路をめぐって母親の幸恵(中嶋朋子)とけんかをして家出をし、近所の防空壕跡に逃げ込むが、朝に目が覚めるとそこは1945年の6月、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上)に助けられ、軍の指定食堂に連れていかれる百合。
そこで女将のツル(松坂慶子)や勤労学生の千代(出口夏希)、彰と同じ隊の石丸(伊藤健太郎)、板倉(嶋崎斗亜)、寺岡(上川周作)、加藤(小野塚勇人)たちと出会い、日々を過ごす中で、彰に何度も助けられ、その誠実さや優しさにどんどん引かれていく。だが、彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。
劇中の重要シーンが写された場面写真が解禁
解禁された場面写真は、突然1945年の日本にタイムスリップした主人公・百合が初めて彰に出会い助けてもらうシーン、女将のツルが営む陸軍の指定食堂で百合が働くことになったシーン、その食堂で出会った彰と同じ隊の石丸、板倉、寺岡、加藤らや勤労学生の千代たちのイキイキとした姿がわかるシーンなど劇中の重要シーンが公開。
穏やかな笑顔を見せ夢中になって語り合う面々の姿からは、ここが戦時中の日本であることを忘れてしまうほど幸せそうに見える。しかし、戦火の中、命からがら百合を背負い救い出した彰の必死な表情や、真剣な表情で敬礼をする特攻部隊の姿から、常に死と隣合わせの緊迫した状況下で登場人物たちが必死に生きている様を感じることができる。
百合は日々を過ごす中で、何度も彰に助けられ、次第に引かれ始めるが、彰は特攻隊員で、程なく命懸けで戦地に飛ぶ運命にあった。限られた時間の中で、それぞれが精いっぱいに生きることを渇望したかけがえのない瞬間が収められたものとなっている。
