AKB48がコンサート「MXまつり AKB48 62ndシングル『アイドルなんかじゃなかったら』発売記念コンサート ~アイドルになって良かった~」を10月22日に東京・日本武道館で開催した。
向井地美音「2018年以降の曲を中心にセットリストを組ませていただきました!」
10月20日から22日までの3日間、日本武道館でコンサートを開催したAKB48。3日目の公演は、チーム制を休止して新体制となる新生AKB48のお披露目コンサート。今のAKB48だからこそ見せられるステージを展開した。
最新シングル「アイドルなんかじゃなかったら」で始まり、「最強ツインテール」や「久しぶりのリップグロス」など5曲を続けて披露。全員が新衣装を着て、新たなスタートを感じさせる。小栗有以が「今のAKB48の本気を見て帰っていただけたらなと思います!」と気合の入ったメッセージを届け、総監督の向井地美音は「今日は新体制コンサートということで、3日間(日本武道館でコンサートを)やってきましたけど、この日だけセットリストにテーマというかポイントがあります。実は、2018年以降の曲を中心にセットリストを組ませていただきました!」と明かした。
大盛真歩は「私が加入したのが2018年なので、もう『なんてことでしょう!』って感じで、すごくうれしいですし、その中でもあんまり歌ったことのない曲があったり、発見がある曲もあって、武道館コンサート3日目、本当に見どころたくさんだと思います。皆さんが知らない名曲が隠れてるかもしれないので、2018年以降の名曲を見つけて帰っていただきたいと思います」とアピールした。
生まれた季節、趣味や得意分野によるユニットで楽曲を披露
そして向井地が「この後のブロックは、チーム制も休止したということで新しい組み合わせでの楽曲披露になります!」と伝え、これまでになかった新しい組み合わせの”Team”でのパフォーマンスを披露。3月から5月生まれのメンバーによる「Team春」、6月から8月生まれの「Team夏」、9月から11月生まれの「Team秋」、12月から2月生まれの「Team冬」。生まれた季節ごとの”Team”で、それぞれの季節に合った楽曲を聴かせた。
さらに、大西桃香や本田仁美、村山彩希らダンスやスポーツが得意なメンバーによる「Team運動」が「元カレです」を、浅井七海や岡部麟など絵が得意なメンバーによる「Team芸術家庭科」が「青春 ダ・カーポ」を披露した。倉野尾成美や大盛真歩らによる「Teamオタク」が「ヤラカソウ」で盛り上げ、向井地や柏木由紀、岩立沙穂らによる「Team勉強」が「AKB48グループセンター試験選抜」の楽曲「君は僕の風」を机などの小道具を使ってパフォーマンスした。
そして、11月10日(金)に公開される映画『ガールズドライブ』の映像がビジョンに流れた後、映画に出演している小栗、倉野尾、山内瑞葵、山崎空、久保姫菜乃の5人がセーラー服で登場し、主題歌「全力反抗期」を初披露。炎の特効も相まって、全力パフォーマンスで会場をさらに熱くさせた。