コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は『自動車教習所のヤバい教官の話』をピックアップ。
教習所の教官のヤバさを華麗に超えていく"イケメン"ゴリラが注目を集めた本作。作者の大友しゅうまさんが2023年10月15日に自身のX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3.0万を超える「いいね」が寄せられ反響を呼んだ。この記事では大友しゅうまさんにインタビューを行い、創作の背景やこだわりについて語ってもらった。
イケメンすぎるゴリラの鮮やかなドライビングテクニックに感服
運転免許の試験を迎えた女性が「教官優しい人だといいな…」と願っていると、教習所で厳しいで有名な教官・キザ山先生が現れた。女性が出発しようとすると、キザ山先生はいきなりグラスにワインを注ぎ込み「ワインをこぼさず運転しきれば合格です」と無理難題を押し付けてくる。
それに緊張してしまった女性はブレーキとアクセルを踏み間違え、あえなく失格となってしまった。女性に代わって試験を受けることになったのはなんとゴリラ。するとゴリラはキザ山先生のグラスなみなみにワインを注ぎ始めた。動揺を隠し切れないキザ山先生だったが、ゴリラはそんな教官をよそにドライビングテクを見せつける。
そのドライビングテクはさっきまで緊張していた女性が気持ちよく眠ってしまうほど。なにかアクシデントが起きないか期待するキザ山先生、するといきなり車の前に猫が飛び出してきて…。
最初から最後までイケメンすぎるゴリラを描いた本作。くすりと笑える最後のオチも話題を集め、X(旧Twitter)上では「イケメンすぎるって罪なんだな」「めっちゃ面白い!」「やっぱりゴリラしか勝たん」「このゴリラ…やる!」「これは惚れちゃう」「ゴリラァッw」など多くのコメントが寄せられ反響を呼んでいる。
作者・大友しゅうまさんへのインタビュー
――『自動車教習所のヤバい教官の話』を創作したきっかけや理由についてお聞かせください。
実際にあたった自動車教習所の教官が厳しい人で、運転中に間違ったハンドルの切り方をすると手を叩かれたりしました。その体験を元に考えたのが、今回のヤバい教官です。
――本作では”イケメンすぎる”ゴリラによって引き起こされるまさかの展開が話題を集めています。本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見て欲しい」というポイントがあればお聞かせください。
こだわりポイントは、ゴリラのドライビングテクニックです。どんな窮地に追い込まれてもスマートに解決するゴリラのイケメンさ!
――本作の中で大友しゅうまさんにとって特に思い入れのあるシーンやセリフがあれば理由とともにお聞かせください。
ゴリラが運転する車が猫を回避するシーンです。教官の「ゴリラァァァァア」というセリフが、効果音としても見えるのがポイントです。
――大友しゅうまさんは本作以外にも多くの映画紹介漫画を描かれていますが、映画紹介漫画を描くことになったきっかけや理由があればお聞かせください。
漫画の週刊連載が終わり、なかなかアイデアが出なくて悩んでいた時期がありました。その時にインプットのため映画を見始めたら物凄く面白くて、この感動をみんなにも共有したいと思い始めました。
――現在、SNS上で精力的に漫画を投稿されていますが、今後の展望や目標があればお聞かせください。
書籍化した自分の本を本屋に見に行くアレ……やってみたいです。
――最後に作品を楽しみにしている読者やファンの方々へ、メッセージをお願いします。
これからも自分が楽しめる作品を作り続けていくので、今後ともよろしくお願いします!!!