コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回は、めだ太郎さんが描く「リアルファイトちゃん」をピックアップ。インターネットからリアルへと発展した“戦い”を描いた本作。作者のめだ太郎さんが2023年9月21日に自身のX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、9.4万件を超える「いいね」が寄せられた。本記事ではめだ太郎さんにインタビューをおこない、創作のきっかけやこだわりについて語ってもらった。
リアルファイトへの呼び出し、そこに待っていた相手に驚愕
FPSで初心者をボコボコにした主人公。そこで相手を煽りまくったという彼の元に「マジでムカつく」「リアルファイトしようぜ」「明日ハチ公前に絶対来いカス」というメッセージが立て続けに送られてくる。
喧嘩は嫌だがどんなやつが待っているのかも気になる。こっそり覗いて様子を伺ってみると、指定された場所で待っていたのは小柄な少女だった。あんな可愛い子がリアルファイトを申し込むはずがない…一度はそう思って首を振るが、少女の拳が怒りに震えているようすを見て「絶対にあの子だ!」と疑念は確信に変わった。
一体どうすればいいのだろうと困惑する主人公。彼の元に再度「はよ来い」というメッセージが届き、主人公は心中で「どうしよぉーーーッ!!?」と絶叫する…。
呼び出された相手がまさかの美少女だったという驚きの展開を描いた本作。X(旧Twitter)上では「普通に強そうで笑う」「絶対強いパンチを喰らわせる決意がある」「思いっきりぶん殴られそう」などのコメントが寄せられ、大きな反響を呼んでいる。
悔しがっている姿に感じる愛しさ
――本作を創作したきっかけや理由があればお教えください。
僕はVtuberが大好きで普段からFPSの配信動画とかをよく見ているんですが、その中で敵に倒されて悔しがってるシーンとかが結構好きなんです。そこから着想を得て「悔しすぎてリアルファイトにまで発展したら面白そうだな~」って本作のネタに行き着きました。
――本作を描くうえでこだわった点や、「ここを見てほしい」というポイントがあればお教えください。
やっぱりギャップ萌えによる可愛さですかね。「チンマリして虫も殺せなさそうな女の子だけど闘志だけはMAX」みたいな設定が意外性のある可愛さを出せてると思ってるのでそこを楽しんでほしいですw
――主人公は普段から煽りグセがあるのでしょうか。
そうですね、たぶんナチュラルに人を煽ってるタイプです。
――彼女はかなり可愛らしい格好で戦いに臨んだわけですが、勝負服の決め手はなんだったのでしょうか。
単純に可愛い服しか持ってなかったんだと思います。普段はちゃんとした女の子をやっているはず!
――主人公は、いったい何についてなんと煽ったのでしょうか。
FPSでタイマンをした後「なんでそんなに弱いんですか?」みたいな、もうどうしようもない煽りをしてた気がします…
それをナチュラルに言う男です。
――今後の展望や目標をお教えください。
これまでもいくつかツイッター漫画を出してきましたが、今回のネタはかなり気に入ってて楽しんで描いています。なのでネタが尽きるまでは続編を描き続けていこうと思っています。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
おかげさまで想像の何倍もの反響をいただいて読者の皆さまには感謝しかないです!
これからも楽しんでいただけるよう沢山漫画を投稿していきますので良かったらフォローお願いしまぁす!