高橋文哉と志尊淳がW主演を務める金曜ドラマ「フェルマーの料理」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)に、板垣李光人が出演中。同作で、板垣は京都の有名料亭の息子で、歳の近い岳(高橋)の活躍に対し複雑な感情を抱く、乾孫六を演じている。このたび、WEBザテレビジョンでは板垣に独占インタビューを実施。スピード感溢れる調理シーンの秘話や、いまだ謎多き孫六のキャラクターについてなどたっぷりと語ってもらった。
“料理×数学”で前人未到の世界へ挑む青春ストーリー
同ドラマは、「月刊少年マガジン」(講談社)で連載中の小林有吾による同名漫画が原作。数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳が、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊)と出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かう、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリー。
また、海が経営する二つ星を獲得した新進気鋭の超一流レストラン「K」で唯一の女性シェフ・赤松蘭菜役を小芝風花が演じる他、板垣、白石聖、細田善彦、宮澤エマ、宇梶剛士、高橋光臣、仲村トオルらが個性豊かな面々がストーリーを盛り上げる。(以下、ネタバレを含みます)
カリスマシェフ・海のレストランで働くことになった岳は、1週間以内にまかないでスタッフ全員から合格点をもらわないとクビになることに。初めてのことばかりで失敗をしつつも、10月27日放送の第2話では“世界水準の肉じゃが”を作り、スタッフから合格点をもらった岳。そんな彼に対してコミ(見習い)の孫六は、料理に驚きつつも素直に感想を言えなかった。
集中力が必要な調理シーンは「いつもクタクタになっています」
――華麗な包丁さばきを見せていますが、調理シーンの撮影は慣れてきましたか?
少しずつ慣れてきましたが、やっぱり包丁は慣れてきたときが一番怖いと言われているので、気を抜かず、芝居とは違った集中力を働かせながら演じています。
せりふを言いながら手を動かさなければならないので、かなり神経を使うんですよ。調理シーンが終わるといつもクタクタになっています(笑)。
――普段から料理はしていましたか?
そんなにしていなかったですし、正しい包丁の持ち方や姿勢のことなどは全く知らなくて。そういった基礎の部分から教えてもらいつつ、撮影に臨んでいます。
家では毎日のようにジャガイモと玉ネギを切って練習していますね。かなりの量なので消費をするのも大変なのですが、ジャガイモは3ミリ角に切るブルノワーズの練習ばかりしているので、それらを一気に素揚げしてスナック感覚で食べたりしています。これはおいしいです!
SDP
発売日: 2022/12/18