ディズニー創立100周年を記念した最新アニメ―ション映画「ウィッシュ」(12月15日[金]公開)に登場するキャラクター、マグニフィコ王の日本版声優を福山雅治が務めることが発表された。
福山雅治が人々の願いを利用するヴィラン役に決定
本作は、「アナと雪の女王」のスタッフ陣が手掛けるドラマチック・ミュージカル。どんな願いもかなう魔法の王国の驚くべき真実をたった1人知ってしまった少女・アーシャの物語が描かれる。
福山が演じるのは、本作のヴィランであるマグニフィコ王。魔法の力でロサス王国の国民の願いをかなえる偉大な王とされているが、かなえるのは自分が良かれと思う願いだけ。
実は国民の願いを支配しているという裏の顔を持っており、人々の心の原動力である”願い“の力を利用して、さらなる強大な魔力を手に入れようとする恐ろしさを秘めたキャラクターとなっている。
福山雅治「裏の部分をどう表現できるのか、チューニングに注意した」
マグニフィコ王を演じるためには、王としてのカリスマ性や恐ろしいヴィランへと変貌していく難しい感情を表現することが求められる。しかし、福山はUS本社のオーディションを経て、確かな演技力はもちろん、低く落ち着いた声が、王としての威厳、力強さを表現できると評価され、日本版声優に起用された。
本作の劇中ではマグニフィコ王が歌う「輝く願い」「無礼者達へ」という楽曲も登場する。福山はミュージカル作品へ初参加となるが、マグニフィコ王役に決まったことについて「大変驚いたのと同時にすごく光栄でした。当然プレッシャーもありましたが、こんな経験はなかなか無いので、そのプレッシャーも含めて思いっきり楽しみたいなと思って現場に挑みました」と心境を吐露。
マグニフィコ王というキャラクターについては、「とても正しく正義感に溢れているキャラクター」と語り、続けて「その行き過ぎた正義感故に悲しい存在となってしまった、悲劇の王様だと思う」と話した。
アフレコを終えると「人は誰しもどんな立場でも年齢でも、時と場合によって表と裏があります。裏の部分をどう表現できるのか、シーンによってその塩梅をチューニングするという事を注意しました」と振り返る。
さらに、「マグニフィコ王のことがよく分かると言うと、福山は暴君なんだなって思われそうですけど。マグニフィコ王に対して甘すぎるのかもしれませんが、複雑みをどうやって入れ込めば、その悲しみがおかしみにまで昇華できるのか、というアプローチをしたつもりです」と、キャラクターへの愛情を語った。
また、本作を楽しみにしているファンには、「願い、希望を持つことは大事なんだと教えてくれる作品になっています。そして、正しさとはなんだろう、人間にとって正義とは、悪とはなんだろうということを深いところで教えてくれる作品になっています」と、熱いメッセージを送った。
クレジット：(C)2023 Disney. All Rights Reserved.
公開日：12月15日(金)全国公開
配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
▼【公式】Disney+(ディズニープラス)
https://disneyplus.disney.co.jp/
▼ディズニープラス特集ページはこちら
Universal Music
