「コード・ブルー―」3つのスゴい“シンカ”についてプロデューサーを直撃!
【進化】新人フェロー&ナース4人の成長に注目!
救命に加わった新人フェロー&ナースの成長はどのように描かれるのか。「それぞれに大きな試練は用意しています。ただ、それがあったから彼らが急に一人前になるということはなく、それを踏まえた上で、いつも通り生活をする中で、少しだけ発言や考え方が変わっていくようになるといいなと思っています」と増本P。
また、3rdシーズンから登場する名取役の有岡は「最初のリハーサルが藍沢先生と冴島さんの手術シーンだったんですが、細かな打ち合わせもなかったのにコンビネーションがスムーズで、7年たっても感覚が残っているんだろうなという衝撃がありました。この中で自分はきちんと動けるんだろうかとビビりました(笑)。スタッフさんたちもさすがだと思うところが多いです。医療監修の先生が付いてくれているんですが、スタッフさんたちも医療の知識が豊富なので、スタッフさんも教えてくれるというのが心強いです」と、先輩ドクター&ナースのスゴさを明かした。
【真価】命の大切さと人の成長を丁寧に描く!
藍沢らが人の命と向き合う姿をリアルに描く本作の作品づくりについて、増本Pは「助かる命も描くのですが、助けられない命も大切に描きたい。藍沢らがフェローに教えなければいけない大事なことの1つに、“諦め方”があると思っています。命の救い方は、医学書に書いてありますが、“諦め方”は人から人へ伝えていくことでしか分からないものだと思います」とコメント。
また、7年間の医療技術の進歩も作品に反映されていて、「今はフライトスーツの胸ポケットにカメラが仕込まれていて、実際に患部がどのようになっているのかを撮影しながら、上級医たちが病院から処置をしている医師に指示を出せたりするんです。後半の物語では、そういった機能は使おうと思っていて、新しいツールも出てきます」(増本P)と予告。
さらに、ライバル・新海(安藤政信)と藍沢の関係について質問すると、増本Pは「対立させたいがための対立構造は作りたくないと思っていて。水準の高い医師同士であれば、治療方針で対立することはあまりないと思われるので、お互い負けたくない相手ではありますが、水準が高いがゆえにお互いに通ずるものもある、という関係にしたいと思っています」と答えた。