クイズ研究会のメンバーは「真面目ですごくいい人たち」
――最初に “超エリート高校生”を演じると聞いたときの心境はいかがでしたか?
まずは“まだ学生いけるんだ!”と思ったのですが(笑)。少し前から「もう少しで制服は着られなくなると思うので(学生の役を)今のうちにしておきたいです」といろんな媒体さんにお話していたので、まだやれるんだということがうれしかったですね。
“超エリート”という役どころについては、僕には全くない一面なので、正直できるか不安だったのですが、自分なりに勉強をして挑みました。実際に演じてみて思うのは、一生懸命演じていれば勝手に鳳啓介になっていくんです。現場では毎日頭が痛くなるくらい頑張っています(笑)!
――黒髪にパッツン前髪、そして眼鏡という個性的なビジュアルも印象的です。
僕、前髪を下ろす役が久しぶりだったのと、今年やらせていただいた作品で黒髪のキャラクターは今回が初めてで。それに加えて眼鏡ということで、最初は見慣れなかったですが、今はしっくり来ています(笑)!
――クイズ研究会のメンバーも個性豊かな方々がそろっていますが、撮影でのエピソードがあれば教えてください。
くせが強いですよね(笑)! まず、高校生の役どころなのですが30代の一ノ瀬(ワタル)さんとひょっこり(はん)さんがいるという…そこにまず驚きました。
特にひょっこりさんには現場でも笑わせていただいていて。少し悩んでいたときに、顔を見るだけで自然と笑顔になれたんです。他のメンバーとも撮影を通して仲良くなれて、久しぶりにLINEグループを作りました。みんなすごくいい人たちですし、真面目です。
――鳳啓介はこれまでの人生を勉強に捧げてきましたが、綱さんが学生時代に夢中になっていたものはありますか?
自転車です。少し意味合いは違うかもしれませんが…今でこそ電車やタクシー、ループといろんな移動手段がありますが、高校生のときって電車賃すらケチる時代じゃないですか(笑)。僕、地元の最寄りの駅の電車賃が少し高い路線で、どこへ行くにも自転車だったんです。放課後には目的地まで自転車を30分くらい漕いで、遊んでましたね。
僕、自転車漕ぐのが一番早かったんです! マウンテンバイクに乗っている友人がいたのですが、それよりも早かったですね(笑)。