「みんながこの作品をすごく面白いと思っているんです」
――俳優業を始めて今年で6年目になりますが、現時点で俳優という職業は自分に向いていると感じますか?
どうなんだろう…まだ分からないです。でもMBTI(性格)診断で適正職業に「俳優」って入っているんです。だから…きっと合っていますね(笑)!
――これまで幅広い作品に出演してきましたが、転機となった作品を教えてください。
やっぱり、転機を聞かれると「君の花になる」(2022年、TBS系)がまずは思い浮かびますね。自分の俳優人生の中である種の着火剤だと思っています。この作品のおかげで今年出演できた作品もあったので、そう考えると“君花”の存在は大きかったです。
でもまだまだだなと思った出来事があって。今日、仕事で空き時間があったので都内のお店に入ったら声をかけていただいたのですが、それが全然違う名前で(笑)。“誰かと間違えているのかな”と思ったのですが、その子が開いているSNSの画面が明らかに僕だったんですよ。
それは僕の実力不足だなと思ったので、しっかりと名前まで覚えてもらえるように頑張らなきゃなと感じましたね。
――近年は連続ドラマへの出演が続いていますが、役の切り替えに苦労することはありますか?
役はすぐに抜けるので、そういった部分ではあまり苦労はしません。僕は役に入るきっかけは衣装とメークだと思っているので、見た目はすごく大事だなと。それでいうと鳳啓介は眼鏡がスイッチでした。
――最後にドラマの見どころと読者へのメッセージをお願いします。
僕だけじゃなく、他のキャストもスタッフさんも、この作品をすごく面白いと思っているんです。みんなが自信満々過ぎて面白いくらいに(笑)。
そのくらいに台本が魅力的で“一瞬でも見てもらえれば絶対に最後まで見たくなるんだよな“とみんな言っているので、まずは第1話をぜひ見てほしいなと思います!
撮影=玉井美世子/スタイリスト=三宅剛/ヘア&メーク=牧野裕大/衣装協力=ヴィクティム、ワンスリー コンパウンド フレーム