TVアニメ「薬屋のひとりごと」(毎週土曜深夜0:55-1:25、日本テレビ系/ABEMA・ディズニープラス・Huluほかにて配信)の第8話が11月25日に放送された。里帰りした先で遭遇した心中事件の真相を暴いた後、後宮に戻った猫猫を迎える壬氏の“拗ね方”が「かわいい」とSNSで話題を集めている。(以下ネタバレを含みます)
「薬屋のひとりごと」とは
同作は、日向夏の小説を原作とする後宮謎解きエンターテインメント。小説は「ヒーロー文庫」(イマジカインフォス)より刊行中で、「ビッグガンガン」(スクウェア・エニックス)および「サンデーGX」(小学館)でのコミカライズも展開されており、シリーズ累計2400万部を突破。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こるさまざまな難事件を次々に解決する姿を描く。
TVアニメは長沼範裕監督(「魔法使いの嫁」や「劇場版 弱虫ペダル(2015)」など)のもと、TOHO animation STUDIOとOLM(「オッドタクシー」や「古見さんは、コミュ症です。」など)がタッグを組みアニメーション制作を担当。CVは猫猫役を悠木碧、壬氏役を大塚剛央が務める。
里帰りでも事件に遭遇 猫猫とおやじのやりとりが興味深い
武官の李白(CV:赤羽根健治)からもらった簪を利用して里帰りした猫猫。花街の裏通りにある家で共に暮らしていた“おやじ”こと、羅門(CV:家中宏)とも無事に再会を果たすことができた。
そんな中、久しぶりの我が家でぐっすりと眠った猫猫の前に切羽詰まった様子の少女・禿(かむろ)が現れる。彼女に連れられ、ある娼館へ向かった猫猫は、そこで毒を飲み倒れた妓女と男を目の当たりにするのだった。二人はすでに虫の息だったが、猫猫が適切な処置を施したおかげで命に別状はなかった。
その後、遅れてやってきた羅門と猫猫のやりとりが興味深い。「これはなんの毒だと思った?」と羅門から問われ、現場に残された硝子の欠片や散らかった煙草の葉から、猫猫は妓女と男は煙草に含まれる毒を飲んで心中を図ったと推測。胃液が毒の吸収を抑えることもあるため、逆効果になりうる水は飲ませなかった。だが、羅門は「でももしこれが最初から水に溶かしたものであったなら 薄めたほうがいいのかもしれない」と猫猫に気づきを与える。実際に、吐瀉物には、水に溶かされていたからなのか煙草の葉は混じっていなかった。
これまで、後宮でも様々な事件を冷静に対処してきた猫猫。それは今回のように羅門から学ばされてきたからなのだろう。猫猫の「おやじはすごい 一の情報から 二も三も知ることができる人間だ」という心の声からも、羅門に対する尊敬の気持ちが伝わってきた。
▼ABEMAで「薬屋のひとりごと」を見る
https://abema.tv/video/title/19-174
▼Disney+で「薬屋のひとりごと」を見る
https://www.disneyplus.com/ja-jp
▼Huluで「薬屋のひとりごと」を見る
https://www.hulu.jp/the-apothecary-diaries
▼TVerで「薬屋のひとりごと」を見る
https://tver.jp/series/sr739q9u4n