水木しげる生誕100周年を記念した映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」が11月17日に公開され、10日間で興行収入5.1億円を記録。ヒットを記念して本作の新場面写真が公開された。
映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」とは
同作は、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の主人公・鬼太郎の父である目玉おやじが70年前に経験した出会いと運命を描いたホラーミステリー。監督を古賀豪氏、脚本を吉野弘幸氏、キャラクターデザインを谷田部透湖氏が担当している。
キャストは、TVアニメ「ゲゲゲの鬼太郎(第6期)」(2018年-2020年、フジテレビ系)で鬼太郎を演じた沢城みゆき、目玉おやじを演じた野沢雅子に加え、謎の少年役を古川登志夫、かつての目玉おやじ役を関俊彦、かつての目玉おやじと行動を共にする水木役を木内秀信が担当。さらに、種崎敦美、小林由美子、白鳥哲、飛田展男、中井和哉、沢海陽子、山路和弘、皆口裕子、釘宮理恵、石田彰、庄司宇芽香、松風雅也らが出演している。
同作の出演にあたり、関は「まさか、鬼太郎の父で参加することができるとは!この仕事をやっていて良かった」とコメント。木内は「水木しげる先生生誕100周年の記念に制作される映画だと知り、そのような大きな節目の作品に、大役を演じさせて頂くことに背筋が伸びる思い」と語った。
※種崎敦美の崎は正しくは「立つ崎」
興行収入5億円を突破
11月24日~26日の3日間で動員は11万3599人、興行収入は1億6903万5950円を記録。前週の3日間(11月17日~19日)対比は動員が102%、興行収入が106%と、初週を上回り好調。11月17日~26日の10日間では、動員35万8091人、興行収入5億1087万2290円をあげ、国内映画動員ランキングで4位を獲得した。(興行通信社調べ)
そしてこの度、本作のヒットを記念して、場面写真8点が解禁された。公開記念舞台挨拶で、木内が「目玉おやじは昔からお風呂が好きだった」と見どころの1つとしてあげていた鬼太郎の父がお風呂を楽しむシーンや、鬼太郎の父と水木が店先でアイスを食べながら一休みするカットや釣瓶火(つるべび)に照らされた2人が語り合うシーン、河童たちがみんなで手を挙げて挨拶しているシーンなどが初解禁となった。