最終回まで視聴者が待ちわびた劉備の登場
フェスが終わり、BBラウンジでの打ち上げ。まだ誰もいないなかで、孔明は英子に歌をリクエストした。英子とのこれまでが思い出される孔明。そのうち、ふいに意識はまた三国志の世界へ飛び、ついに劉備と対面した。
結果として、孔明は三国志の世界に戻ることなく、現代に転生したままというラストとなったのだが、あまりにも別れの雰囲気が漂っていたことで涙する視聴者もいて、「大丈夫でした!」と現代にいることを喜ぶ孔明にツッコみが相次いだ。
そんななか、ディーン・フジオカが演じた劉備は、孔明との対面で「やっとお会いできた、孔明先生」と告げたが、視聴者からも「やっと」という歓喜の投稿が続々と寄せられた。
本作でディーンは中国語ナレーションも担当。公式Xではそれがディーンからの逆オファーであることが明かされたが、三国志とつながる本作の世界観を大いに盛り上げた。ただ、本編での劉備のシーンは少なく、「我が君が登場しますように」と渇望する声が毎話上がるほどだった。
三国時代の衣装がよく似合い、英雄の一人である劉備のスマートさを体現したディーン。最終話のオンエアを経て、SNSには「続編あったら劉備も現代に来てくれたらいいのに」「もし続編あったら出番が増えるといいな」といった期待が。さらに、向井理“孔明”&ディーン・フジオカ“劉備”で三国志ドラマを提案する声までも。“我が君”と呼ばれた、ディーン“劉備”は出番が少ないながらも鮮烈な印象を放っていた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部