土岐「好きなもんは好き、それの何がいけねぇんだ」
放課後に2人っきりで勉強を教えてもらえると思った土岐は佐原にあんなことやこんなことをしてもらいながら勉強を教えてもらうことを妄想して期待する。
喜び勇んで自習室へとやってきた土岐を待ち受けていたのは佐原だけではなく、3年の藤堂もいた。藤堂の佐原をよく知り親しげな様子に土岐はショックを受けるが、藤堂に勉強を教えてもらうことになる。
土岐が藤堂に嫉妬して絡むと、藤堂は笑って佐原のことが好きなんだなと言う。すると土岐は「それがなんだ。好きなもんは好き、それの何がいけねぇんだ」ときっぱりと言い切るのだった。
喜んだり、から回ったり、落ち込んだり、佐原のことで一喜一憂する土岐がかわいらしく、佐原への気持ちを堂々と口にする姿は頼もしさすらあった。
◆構成・文=牧島史佳
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