キャスト陣の魅力を明かす「キャラクターをさらに魅力的にしてくれた」
――撮影現場での主演のお二人の様子はいかがでしたか?
元々篠原さんと育三郎さんが面識があったこともあり、初めから現場は本当に和気あいあいとしていました。
演技の面では、篠原さんがかなりアドリブを入れてくるんですよ。第1話の変顔など、台本に無かったことを「そう来たか!」というくらいに自由にやって、それに対して育三郎さんも上手に対応していて…。お二人ともキャラクターをさらに魅力的にしてくれています。
もちろん、お二人だけではなく出演者の皆さんそれぞれ、台本以上にキャラクターを魅力的にしてくれているなと感じていますね。
――主演のお二人以外も魅力たっぷりで、とても実力派の方がそろっていますが、キャスティング全体のこだわりも教えてください!
台本を早く仕上げたので、本に沿ってキャラクターにぴったりの方を意識してオファーしました。
あとは、やはり金曜夜8時のゴールデンなので、ここぞとばかりに「活躍されている方にお願いしちゃおう!」と。そして幅広い年齢層の方に見てもらえるようにということも意識してキャスティングを進めました。
――実際に皆さんの演技を見られて、イメージとぴったりでしたか?
ぴったり以上でしたね。
中尾(明慶)さんも結構アドリブをかましてきていて。第2話で怜の部屋でくつろいでいるシーンでの「もすもす(もしもし)」は笑ってしまいました。第1話の法廷シーンでのマキタさんの異様な首動かしなど、勝手に皆さんアドリブを入れてやっています(笑)。
役ではなくそのままのキャラなのかなと思うくらいにぴったりだと思います。