視聴者参加型のクイズ番組「パネルクイズ アタック25 Next」(毎週日曜昼1:25-2:25、BSJapanext〈263ch〉)が、12月24日(日)に「年間チャンピオン大会 Final Round 最終決戦」を放送。収録現場のようすをうかがうと、本気でチャンピオンを目指す出場者たちの熱量に驚かされた。緊張感溢れるスタジオの空気に負けず、解答者それぞれの個性が光るFinal Roundに相応しい回になりそうだ。
2023年のファイナリストが出そろう
今回の放送は、2023年の“年間チャンピオン”を決める大会の最終決戦。MCは谷原章介、出題も沢木美佳子とお馴染みの顔ぶれもいささか興奮して見える。
年間チャンピオン大会のトップ賞に輝き、最後の問題に正解した出場者には賞金100万円を贈呈。まさに一攫千金のチャンスなのだが、「賞金100万円となっております」谷原が賞金の話題を出しても反応が薄い出場者たち。
恐らくは緊張感が勝ってしまい、話題に乗り切れなかったのだろう。しかし谷原が「あれ、あんまりテンション上がらない？」とツッコミを入れて場を和ませると、出場者たちからも笑顔が。実力を発揮してもらうためのアイスブレイクは、さすが慣れたものだ。
セミファイナルを勝ち進み、決勝戦の舞台に立った4名の出場者たち。赤色の解答席に座るのは、敗者復活戦からセミファイナルを勝ち上がった福岡在住の峯智だ。
そして、緑色の解答席には、神奈川在住の五島俊太郎が座る。父の日大会、セミファイナルでは愛する我が子からプレゼントしてもらったブレスレットをして大会に挑む。
続いて、白の解答席に座っているのは、京都在住の野村毅。野村はゲームで鍛えた反射神経を武器にして、“高速スピードマスター”の愛称で他の挑戦者から恐れられている。
そして4人目、青い解答席で微笑むショートヘアの女性は、岡山在住の渡邉一美。彼女は岡山の名門クイズサークル「ももたろうくらぶ」の会長を務める、いわば今大会の本命的ポジションだ。
4人の猛者たちが繰り広げる、パネルの激しい奪い合い。セミファイナルで敗れた4人の出場者たちも見守るなか、緊迫の決勝戦がスタートする。
本気の喜び、本気のリスペクト、本気の悔しさがぶつかる名勝負
ペナルティのない問題には、イチかバチかでも果敢に挑んで正解を目指していく出場者たち。不正解を恐れることなく解答できるため、思うままに解答する挑戦者たちの姿があった。
だが最も正解に近い解答者がパネルを獲得できる「数字をあてましょう」では、正解から一番遠い解答をしてしまうと“2問お休み”という大きなペナルティがつく。もちろん2問ものお休みは、まさに命取りとなり得る罰ゲーム。これまでとは違って自らの知識や経験を活かして、慎重に解答する一幕も。
真剣な眼差しでクイズに挑戦する解答者たち。それだけに、正解したときのガッツポーズはとても力強く、見ているこちらにも喜びが伝わってくる熱量がある。
大会のようすを脇で見ていて特に印象的だったのが、出場者が正解をすると我がことのように喜んで拍手するセミファイナリストたちの姿だ。彼らにとってパネリストは、自分を押しのけて勝ち抜いた相手であり、一緒に戦ってきた同志たち。その勇姿を見届ける姿にはたしかなリスペクトが込められており、爽やかなスポーツマンシップが感じられた。
ちなみに決勝戦でも、いつもの人気コーナー「アタックチャンス前ヒソヒソトーク」を実施。解答者1人ひとりにインタビューをおこない、これまでの戦いを振り返るコーナーだ。これからはどのように戦っていくのか、相手の戦い方の予想、そして狙っているパネルの場所などの話題に。それぞれが挑戦にかける大きな思いを、熱く語っていく。
インタビューの時間は、解答者自身が気持ちの整理をする場にもなっている。熱くなった頭をクールダウンしつつ、考えを口に出すことで戦略を見つめ直せるのだ。そして同コーナーがおこなわれるのは名前の通り、大事な大事なアタックチャンスの前。一発逆転もあり得る問題の前とあって、「まあままならなくて…面白いッスね」「ずっとドキドキしてて、最後まで持つか心配です」出場者それぞれの言葉と顔つきが記憶に残った。
泣いても笑っても、2023年の年間王者になれるのはたった1人。それぞれの挑戦者が得意分野を武器に、激しい戦いを繰り広げる。2023年の年間チャンピオンを決めるに相応しいハイレベルな頭脳戦、そして優勝者は賞金を賭けた問題に正解できるのか。同放送は12月24日(日)昼1時25分から放送される。
■MC・谷原章介のコメント
今年一年を締めくくる年間チャンピオン大会にふさわしい戦いになりました。
勝ち残ってきた方はどなたも年間チャンピオンにふさわしい方々ばかり。
皆さんそれぞれにストーリー、そして注目しているライバルがいる誰が勝ってもおかしくない実力伯仲の戦いをぜひご覧ください。
今年はたくさんのクイズ好きの方達が参加してくださいました。
来年はさらにアタック25Nextの裾野が広がることを願っております。
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