人気アニメ「東京リベンジャーズ」(毎週火曜深夜0:00-0:30ほか、テレ東ほか/ディズニープラスで定額制見放題独占配信)の“天竺編”。12月19日に放送された第49話「Paradise lost」では、血の繋がりを超えたイザナと鶴蝶の絆が描かれ、視聴者から「涙が止まらない」という声が相次いだ。(以下、ネタバレを含みます)
東京リベンジャーズ「天竺編」とは
アニメ「東京リベンジャーズ」は、「週刊少年マガジン」(講談社)にて連載された和久井健の人気コミックを原作としたタイムリープサスペンス。人生どん底のダメフリーター・花垣武道(CV:新祐樹)が突如目覚めたタイムリープ能力で12年前に戻り、中学時代の恋人・橘日向(CV:和氣あず未)が不良集団「東京卍會」に殺されるのを阻止しようと奔走する姿を描く。
実写映画化もされた人気作で、TVアニメは「8・3抗争編」「血のハロウィン編」が2021年4月から9月、「聖夜決戦編」が2023年1月から4月まで放送された。その続編となる「天竺編」が10月3日にスタート。「天竺編」では、“無敵のマイキー”こと佐野万次郎(CV:林勇)率いる東京卍會と黒川イザナ(CV:島崎信長)率いる天竺の間で勃発した、東京卍會最大にして最後の抗争“関東事変”が描かれる。
イザナが最後に明かす衝撃の真実とは?
マイキーとイザナの“頂上対決”は、マイキーの勝利で幕を閉じようとしていた。そんな中、敗北を受け入れられないイザナを止めに入った鶴蝶(CV:山下誠一郎)が稀咲(CV:森久保祥太郎)に拳銃で撃たれる。邪魔者を排除するためなら手段を選ばない稀咲は鶴蝶に向けてさらに銃を放つが、弾はイザナの身体を貫くのだった。
鶴蝶を庇い、銃弾を浴びたイザナは冷たいコンクリートの上に倒れる。歩み寄るマイキーにイザナが伝えるのは、本当は兄弟の誰とも血が繋がっていないという衝撃の事実だ。
まだ真一郎(CV:松風雅也)が生きていた頃、偶然にもパチンコ屋で母親を見かけたイザナ。そこで彼は、自分が母親の前の旦那と、フィリピン人女性との間に生まれた連れ子であることを告げられる。事情を全て知っていた真一郎は「そんな事どうでもいいだろ?」と言ってくれたが、イザナにはそうは思えなかった。
「はじめっから孤独なら耐えられた」というイザナの言葉が胸に刺さる。母親に捨てられたイザナにとって、真一郎は自分にも家族がいると思わせてくれる希望だったのだろう。しかし、戸籍上は赤の他人だった。その孤独は、一度は幸せを味わっただけにより重たくイザナにのしかかる。
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