津田健次郎「王道ファンタジーとしてのドキドキ感やワクワク感も溢れていた」
台本を読んだときの感想について、武内は「最近は現実の世界観から全く違う異世界に飛びきっちゃう作品も多いと思うんですけど、本作は我々の現実的な世界観と異世界を行ったり来たりする見せ方が非常にうまいんです。主人公ら青年たちのやり取りについても、実際に異世界の人間と相対したら、こういうやり取りになるなと思えるし、言葉が全然通じないところから、近しい年代の人間同士がどういう風に距離を縮めていくか、人と人との距離感の縮め方みたいなものが、非常に時間もかけて丁寧に描かれていて感情移入できる内容だなと思いました」と。
津田は「作品の世界観も興味深く、王道ファンタジーとしてのドキドキ感やワクワク感も溢れていました。スピード感あふれるスリリングな展開と2つの世界を行き来していく感じも本当に斬新で、王道の冒険ファンタジーではあるのですが、それでも新しい世界がここに立ち上がっていると感じました」と作品への期待度があがったことを明かした。
津田健次郎・武内駿輔が語る、本作の魅力
本作の魅力について、武内は「生まれも育ちも違う子たちが、言葉が通じないところから始まって、相手の文化を知ろうとする気持ちや相手の声を聞くというドラマを若者たちで描いている。文字面だけでわからない直観性や自分自身の感性を相手と照らし合わせて、相手の文化や人間性を理解していくところが、非常に魅力的かなと思います。そういった意味ではディズニー作品らしい想像力や言葉だけにとらわれない表現がたくさんあると思います。そして、世界観の作りこみが本当に素晴らしいので視覚的な意味でもみなさんの想像を掻き立てさせる作品となっていると思います」と語った。
津田は「ディズニーが創り出す、しかも日本発のファンタジーということが一番押しの部分かなと思います。今までにない世界のオリジナルの言語だったりせりふだったりとオリジナリティー溢れるものは、やはりディズニーが得意とする所だと思います。収録はウーパナンタ語のイントネーションだったり、発音だったりなかなか苦労はしましたが、一緒に作り上げた皆さんからの発音指導もいただきながら、しっかりと作り上げられているオリジナル言語のせりふをすごく大事にしているなとこだわりを感じました。なるべく丁寧にやっていこうと思いました。そんな作品に参加することができ、日本にしか創れない実写だったりアニメーションだったりが、この作品では多分に生み出されていると思いますので、僕自身すごく注目しております」とディズニーだからこそ創り出せた世界観の広さに自身の色を見せた。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/dragons-of-wonderhatch
▼ディズニープラス特集ページはこちら
Happinet
発売日: 2023/11/15