俳優の小林星蘭、鈴木梨央、谷花音が1月9日に都内で開催された「スタジオアリス成人式振り袖レンタル&前撮りパック“ふりホ”PRイベント」に登場。“子役同窓会&日本一早い2025年成人式イベント”として、振り袖姿を披露するとともに、子役時代の思い出についてなどをそれぞれ語った。
小林「ヘアスタイルもとびきりかわいくしてもらいました」
同イベントでは、日本全国全都道府県に448店舗を展開するスタジオアリスによる、一律価格にこだわった成人式振り袖レンタル&前撮りパック「ふりホ」のサービス内容などを紹介。2025年1月13日(月)の成人の日に向けて、小林、鈴木、谷が「ふりホ」の新作振り袖を身にまとい、お披露目した。
今回着用した振り袖について、小林は「お色味も明るいもので、着た瞬間に自分の心も明るくなるような気がしました。ヘアスタイルもとびきりかわいくしてもらいました」と語り、鈴木は「えんじ色の色合いが好きで、最初に手に取ったときに『これ着たい』と思いました。何より真っ白いお花がちりばめられているところがお気に入りです」とニッコリ。谷も「普段からモノトーン系の服を着ることが多いのですが、今回はえんじ色に近い、落ち着いた雰囲気の振り袖に挑戦しようかなと。20歳になるので、大人らしい自分も表現できたらと思いました」と、選んだ理由などを語った。
子役として幼少期から切磋琢磨(せっさたくま)してきた3人も、2024年度(※鈴木は早生まれで2025年2月)に20歳を迎えるが、子役時代の写真と現在の姿を見比べ、小林は「(幼少期の宣材写真は)前髪がジャキジャキですっごい気になっちゃって。お母さんに(ヘアカット)失敗されちゃったんですけど、それもいい思い出かなと。最後に振り袖を着た写真も出てきて、うわぁ…年を取ってしまったなと感じました(笑)」としみじみ。
一方、鈴木は「小さい時は懐かしいなって思うんですけど、あっという間に成人を迎え、まだ大人になりきれていない自分がいるのかなとも思うので、(成人式まで)あと1年あるので成長できたらと思います」と気を引き締め、谷も「小さい時は動物みたいだなって思いました(笑)。眉毛も薄くてメイクも覚えてなかったですし。この3人でも成長を感じるので、実際の成人式ではもっと感じるんだろうなと思います」と、幼少期と現在の写真を見て成長を実感していた。
鈴木、大河ドラマの撮影に奮闘した自分を「褒めてあげたい」
ステージにそれぞれのデビュー当時、ブレイクした頃、現在の芸能活動を年表にしたパネルが登場。小林は、デビュー当時のことを「自分でテレビの世界に入りたい、テレビの画面の中に入りたい!って言ったのは覚えています。大反対だったんですけど、家族みんな(笑)。それでも今ここにいられて良かったなと。ここまで続けてなかったらこんなにすてきな振り袖を着せてもらえることもなかったので、ありがたい限りです」と振り返った。
また、鈴木は主人公の幼少期を演じた大河ドラマ「八重の桜」(2013年、NHK総合ほか)に出演した当時のことを「お着物を着たり、浴衣を着ることが多かったので、今日も振り袖を着ていると初心に帰る気持ちになります。(撮影で)草鞋を履いて走ったりとかするので、足が痛くなって泣いてしまったこともあるんですけど、7歳だったので。当時の自分を褒めてあげたいなと感じています」と、ブレイクのきっかけとなった作品の思い出を。
そして、幼少期に「名前をなくした女神」(2011年、フジテレビ系)で小林と共演している谷は「星蘭ちゃんと同じ作品に携わったのは初めてだったんですけど、1クール、意外と過酷な現場だったなと(笑)。でも、空き時間は2人で遊んだり、他の同じ世代の方とゲームとかいろいろしながら、楽しみながら頑張りつつ撮影していたなと思い出しました」と回想した。
その流れで、当時お互いにライバル意識はあったのかとMCに聞かれると、谷は「その質問自体が懐かしい!(笑) いろんな方に聞かれたので、でもないんです。本当に仲良しで朝はお母さんたちと一緒にコンビニ行ったりして、みんなでお昼ご飯を食べたり」と言うと、小林も「本当に一日中一緒にいるような感じで。幼稚園に2つ通っているような気持ちではいましたね」と懐かしんだ。
そして、“子役の先輩”として役者を目指している子どもたちにアドバイスを求められると、鈴木は「私が言えることではないんですけど…」と恐縮しながらも、「自分が(演技を)好きで始めたことでもあるので、『好き』という気持ちが何よりも一番大事だなと。『好き』を追求していって、新しい自分と日々出会える幸せというものがあると思います」と、真摯(しんし)にメッセージを送った。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)
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