春田「大好きな牧と幸せな家族になれますように！」
電話を切った春田はニュースで都内は深夜に氷点下に下がり、ところによっては雪が降るという天気予報を見る。
雪が降る中、牧が帰宅しようとしていると「まーき！まーき！」と言って春田が駆け寄ってきて牧に抱きつく。牧が笑いながら「なんなんすか？」と聞くと、春田は寒いからカイロ持ってきたと言ってカイロを牧のほっぺたに押し当ててグリグリする。「それだけのために？」と言いつつ喜ぶ牧は、春田にプレゼントの包みを渡す。
中にはマフラーが入っていて「やっべ！超うれしい！」と喜ぶ春田。牧は「貸して」と言って春田にマフラーを巻くと、春田は「やっべ！超あったけー！」と言って喜ぶ。牧が初詣行きましょうと誘って2人で深夜の初詣デートに行き、仲良くお参りしたり、ふざけて写真を撮りあったりしてじゃれ合う。
お参りで何をお願いしたか牧に尋ねられた春田は「大好きな牧と幸せな家族になれますように！」と叫んで、牧もやるように促す。「やだよ」と断る牧に「やれよ、凌太」という春田に、「うるせー、創一」という牧。そして、牧も「俺も一緒だよー」と叫ぶのだった。
春田と牧が笑顔になり、仲良くじゃれている様子に見ているほうもニコニコになる。そして、不意打ちの名前呼びにさらにニヤニヤとしてしまった。
◆構成・文＝牧島史佳
下に続きます
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