キム・ヘジュン「その日のうちに辞めたいと…」慣れないアクションへの苦労を告白
本作は、主人公たちと殺し屋集団のやるかやられるかの攻防戦が展開され、特にキャラクターごとに異なる必殺技は最大の見どころ。これまでの作品ではファンタジー要素の強いアクションが多かったというイ・ドンウクは「今回はより実践的なアクションだったので新鮮でした。ジンマンは元傭兵という設定ということで、特殊部隊で使うテクニックを練習しました」と熱弁。
一方、キム・ヘジュンはムエタイアクションに挑戦したそうで「アクションスクール初日に行った体力づくりプログラムがきつすぎて、その日のうちに辞めたいと思いました。でも、アクション監督に“腹をくくって、作品に打ち込め”と言われ、覚悟を決めました」と苦労を吐露。
殺し屋の一人、ソンジョ役のソ・ヒョヌは、「一撃必殺を得意とするスナイパー役なので、銃を使う映像を観たり、銃の扱いに慣れるために(暇さえあれば)銃に触ったりしていました。アクションスクールでは“転がって逃げる”練習をたくさんしたので、具合が悪くなりましたね」と笑った。
クム・ヘナ「降板も頭をよぎりました」美しさと強さを兼ね備えたアクションの裏側とは
予告編が公開された当時、その美しさと強さを兼ね備えたアクション演技で「韓国のアンジェリーナ・ジョリー」のニックネームを得たクム・ヘナ。役作りのために行ったハードなトレーニングで筋肉量がkgも増えたという。「組技が多いせいで、練習中は吐き気に悩まされました。あまりに大変で降板も頭をよぎりましたが、頑張っているうちに自然と体が動くようになりました。苦労はありましたが、すてきなニックネームをいただけたのでうれしいです」と笑顔を見せた。
一方、パク・チビンは、ジアンの小学校の同級生で、殺し屋たちとの戦いに巻き込まれてしまうジョンミン役。大学でコンピューターを専攻する“ハッキング名人”という設定ゆえ、アクションは必要なく「殴られっぱなしの役ですし、見たことがない兵器がたくさん出てくるので、どう演じればいいのか悩みました。でも、へジュンと二人で襲われるシーンを撮った際には、ドローンが迫ってくるあまりの恐怖に、自然と感情移入ができました」と撮影を振り返った。
会見が終わり、俳優陣が降壇する際には、キム・へジュンとイ・ドンウクが二人で腕ハートを作って、記者へサービス。共演者たちも仲のいい“叔父とめい”の姿を笑顔で見つめていた。
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