自分がしたいと思うことをしたいので3つを続けていきたい
――モデルやバラエティーは変わらず続けながら演技のお仕事も増えてきて、2023年は「第46回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞するなど俳優としても大活躍です。
モデル、女優、バラエティーって3個やるのは結構きついかなって思っていたんですけど、やってみたら意外と違って、ドラマだと撮影期間が3カ月以上あるじゃないですか。それが毎日お芝居だと行き詰まっちゃう時もあるんです。でも、バラエティーやモデルのお仕事で“自分に戻れる”タイミングがあるというか。ホームに帰れている気がして、今は全然行き詰まらずに楽しくできています。
――ファンの人たちも俳優はもちろん、モデル、バラエティーでの生見さんを今後も見たいと思っています。
そうですね。だから、私は本当に皆さんが“これをしてほしい”っていうのに応えるのもそうだけど、自分がしたいなと思うことをしたい人なので、今はその3つ(俳優、モデル、バラエティー)を続けていきたいです。
演じる役柄で悩むことも
――晴れ着お披露目会の中で、「昨年は焦っていた」というコメントがありました。
去年は焦っていた1年で、「もったいないな」と思えるくらい1年が3カ月くらいに感じたんです。なので、今年は演技やバラエティー、モデルなどやりたいことに全力で取り組んで、記憶に残る1年にしたいです。
――「やりたい演技の仕事と気持ちが合わず、焦ったまま取り組んでしまった」ともコメントされていましたが、忙しすぎたというのは?
忙しすぎというのは全然なくて、忙しさには耐えれるタイプなんです。でも、やっぱり役どころが去年は殺人犯だったりとか、結構自分の中で難しいなって思って、どうしようって悩んだ時期があったんです。
役とかあまり引きずらないんですけど引きずっちゃったりしたので、「あれ? なんか自分じゃないな」って思ったりした期間があったから、それを今年はもうちょっと“現場に慣れたい”なっていうか、そういうのを見つけたらいいなって思っています。
――そんな中で目標は?
去年はドラマにたくさん出させていただいたので、今後はもっと映画に挑戦したいなって思っています。
――俳優の中には「映画の方が役に向き合う時間がある」という方もいらっしゃいます。
そうなんですか? でも映画はやっぱり1年後公開とか、撮影期間が(ドラマより)短かったりするので、違いはありますね。私はドラマ出演の方が多くて、絆が深まるものが多かったので、映画でもそういう気持ちになれるように、いろいろな作品に携わりたいですね。