櫻井翔主演のドラマ「新空港占拠」(毎週土曜夜10:00-10:54、日本テレビ系/Huluにて配信) の第2話が1月20日に放送された。1年前と同様に交渉人となった武蔵(櫻井)。空港を占拠した獣たちの思いが明らかになった。(以下、ネタバレを含みます)
武蔵が交渉人に指名される
本作は、2023年に放送された「大病院占拠」(日本テレビ系)の続編。神奈川県初の国際空港「かながわ新空港」を突如として獣の面をかぶった武装集団が占拠。神奈川県警捜査一課の武蔵三郎(櫻井)が再び巻き込まれる。与えられた期限はわずか1日。極限状態で繰り広げられるタイムリミット・バトル・サスペンスとなる。
武蔵の妻で心臓外科医の裕子を比嘉愛未、裕子に接触する謎の男をジェシー(SixTONES)、事件の指揮官を務める神奈川県警刑事部捜査一課特殊班(SIS)管理官・和泉さくらをソニン、武蔵の姉で人質となっている神奈川県議会議員・二葉を奥貫薫が演じる。
第1話で早々に正体を明かした獣集団の一人である“蛇”は、駿河(宮本茉由)だった。1年前の病院占拠事件で共に事件を解決した駿河の登場に混乱する武蔵に、駿河は再び交渉人となることを要求した。
かつての仲間、駿河の“うそ”が判明
動画サイトで「獣ちゃんねる」を立ち上げ、ライブ配信も行い始めた獣集団たち。IT系に強い駿河は、捨て垢を活用してSNSにうその反響を掲載し、チャンネル登録者数を伸ばしていった。
このとき“龍”がつぶやいた「うそは、すぐ真実になる」がなんとも不気味だったが、このあと“うそ”が鍵となっていった。
武蔵が駿河について調べさせると、結婚で退職していたはずだが、その相手はAIで作られた架空の人物であると判明。また、警察に入る前の経歴もすべて捏造したもので、戸籍自体もどこかから買ったのではないかと推定された。
まずは、“駿河”という存在自体が“うそ”だった。視聴者の間では、駿河について公式サイトで紹介されている年齢が前作と違うことが話題になっていたが、そこに由来すると考えられる。
ただ、武蔵に「最初から獣」と言い放った駿河。その真の目的はまだ謎のままだ。