月9が「毎週泣ける」と話題に…永野芽郁&山田裕貴が演じる感動のファンタジーラブストーリーに、まだ間に合う1~3話をプレイバック<君が心をくれたから>
永野芽郁演じる主人公の逢原雨が、山田裕貴演じるかつて心を通わせた男性・朝野太陽を助けるために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる、“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー「君が心をくれたから」。1月29日(月)に4話が放送予定で、今ならTVerで1話~3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「君が心をくれたから」を振り返ってみよう。
第1話あらすじ
大雨の中、雨が重傷を負った太陽を抱きしめ、助けを呼んでいる。するとそこに、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)が現れ、こう告げる。「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」。
2013年の長崎。高校1年生の雨は、その珍しい名前から“ザー子”と呼ばれてからかわれ、自分に自信が持てない性格から、他人とは関わらないようにして生きていた。ある雨の日、傘がなく困っていた雨に、高校3年生の太陽が赤い折りたたみ傘を差しだし、「もしよかったら、入らない?」と声をかける。たびたび自分を気にかける太陽のことを、最初は疎ましく思っていた雨だったが、明るくて真っ直ぐな太陽と接するうちに次第に心をひかれていく。しかし、2人はある約束を交わして、離ればなれになってしまう。雨はパティシエの夢を叶えるために東京へ上京、太陽は家業である花火師の修行を積む決意を固めたのだ。
それから10年後、雨は長崎に帰省していた。祖母・逢原雪乃(余貴美子)に迎えられ、東京の職場のことを話に出されると、雨はそそくさと逃げていく。一方、太陽は、大晦日の花火大会を任されないことを不満に思い、父であり師匠でもある朝野陽平(遠藤憲一)と衝突していた。お互いに過去と現在への葛藤を抱く中、かつて思いを語り合った眼鏡橋で、太陽は赤い折りたたみ傘を取り出した雨の姿を見かける。
初回から一筋縄ではいかず、どんどん切なくなることが予想される展開にSNSも騒然。「タイトルの意味、そういうことか」「毎週泣くことになる気がする」「幸せであってほしい」とタイトルがトレンド入りするほどのコメントが寄せられていた。
第2話あらすじ
雨は、かつてただ一人心を通わせた男性・太陽と高校時代以来の再会を果たす。しかし、再会を喜んだのも束の間、太陽が事故に遭ってしまう。悲しみに暮れる雨の前に、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下が現れ、“奇跡”を提案する。それは、「雨の五感を差し出す代わりに、太陽の命を助ける」というものだった。そして、雨は太陽のためにその“奇跡”を受け入れた。
最初に奪われる五感は味覚。日下は、雨の味覚はあと14日ほどで失われてしまうと告げ、奇跡のことや案内人のことは口外してはならない、と忠告する。真実を話してもいいのは太陽だけだという。もう一人の案内人・千秋(松本若菜)は、一人で乗り越えられるほど五感を失うことは簡単ではないのだから、正直に話すべきだと雨に助言する。しかし、雨は真実を話せば太陽が自分を責めてしまう、と言って拒否する。
太陽を見舞った雨は、彼の妹・春陽(出口夏希)が差し入れで持ってきたマカロンをもらう。マカロンは、高校時代に太陽がある“お菓子言葉”と共にくれた思い出の味だった。
雨は、味覚を失う前に好きなものを食べようと食べ歩きに出掛ける。そんな折、週末に「長崎スイーツマルシェ」が開催されることを知る。そのゲストに招かれていたのは、かつて雨に「必要ない」と告げたパティスリー「レーヴ」のパティシエ・田島守(ジャン・裕一)だった。
2話では雨が太陽を救う奇跡の代償として、まず味覚が奪われることになるまでの時間が描かれた。SNSでは放送前から「五感を失う契約過酷すぎる」「最初に味覚を持っていくなんて」「ツラい予感しかしない」といったコメントが。さらに、太陽の過去も明らかになり、山田の演技に反響が寄せられていた。
第3話あらすじ
冬の夜空を極彩色に染める「長崎ランタンフェスティバル」。その名物の一つが、恋愛成就の願い事を書くとそれがかなうという「恋ランタン」だった。
高校時代、雨は、太陽と恋ランタンの話をした際に、太陽には初恋の人がいたことを知って悔しがっていた。祖母の雪乃は、そんな雨に「大事なのは最初の人になることじゃない」と言ってある助言をする。それを聞いた雨は、閉まりかけていた長崎孔子廟まで全速力で走り、手に入れた恋ランタンにある願い事を書く。
味覚を失った雨は、パティシエになるという夢が永遠に失われたことを痛感していた。雪乃から「健康な心と体があるうちはちゃんと働きなさい。時間を無駄にしたらもったいない」と言われ、思わず「無駄になんかしてないよ」と反論してしまう。
そんな雨の前に現れた日下は、一つの五感が失われるとその翌日の深夜0時に次に失われる感覚とタイミリミットが腕時計に表示されることを告げる。そして深夜0時。雨の時計には「鼻」のマークと11日後の午後9時というタイムリミットが表示される。
「視覚や聴覚ではなかったことにホッとした」という雨に対して、日下は「嗅覚はただ匂いを感じるだけのものではなくもっと大切な意味がある」と告げる。
第3話では奇跡の代償の大きさを痛感し、太陽のために身を引く決断をした雨の切ない姿が描かれた。SNSには「切な過ぎてボロ泣き」「今回も涙腺崩壊」「奇跡が起きて幸せになって欲しいと切に願ってる」とタイトルがトレンド入りするほどのコメントが寄せられていた。