木村昴、吉高由里子との“共演”に「非常にうれしかった」声優界の花粉症事情も語る
俳優の吉高由里子が出演する、アレルギー専用鼻炎薬「アレグラ(R)FX」(久光製薬株式会社)の新テレビCM「朝アレ~グラ、夕アレ~グラ」篇が2月5日(月)から放送。「天の声」役として声優・俳優の木村昴が声の出演をしている。
天の声で吉高由里子“ゆりこ”を導く
同CMでは、CM出演4シーズン目となる吉高演じる花粉症のOL・ゆりこさんの、花粉シーズンを迎えたある1日の様子が描かれている。
朝から花粉に苦しみ憂鬱(ゆううつ)そうにしていると、どこからともなく聞こえてくる「朝アレ~グラ」の声。夕方、外出先で鼻のムズムズが気になっていると、どこからともなく聞こえてくる「夕アレ~グラ」の声。朝と夕方に聞こえてくる天の声に導かれるように、朝夕1日2回しっかり対策をとることで、ゆりこさんが快適な1日を過ごせるようになるというストーリーとなっている。
今作で、ゆりこさんを導く「天の声」役として声の出演をしたのは木村。今回の出演にあたり、木村は「吉高さんと間接的ではありますが共演させていただき、非常にうれしかったですね。“アレ~グラ”というおなじみのせりふを、ついに僕も言うことができる!ということで、めちゃくちゃテンションが上がりました」とコメントしている。
木村昴コメント
――「天の声」として出演が決まった時の感想、収録した感想は?
吉高さんと間接的ではありますが共演させていただき、非常にうれしかったですね。「アレ~グラ」というおなじみのせりふを、ついに僕も言うことができる!ということで、めちゃくちゃテンションが上がりました。うまくいったかな、どうかな? (CMが)完成するのを楽しみに待ちたいと思います。
――花粉症のエピソードがあれば教えてください。
僕自身はまだ花粉症にはなっていないので、花粉症の経験はないのですが、周りには花粉症の人が結構多くて、鼻みずが出るとか、目がかゆくなるといった花粉症の症状を我慢している友人を見ると大変そうだなと思います。
声優で花粉症の人は結構多いですよ。ある時アニメの収録現場で、僕以外みんな花粉症で、ディレクターも花粉症、音響監督も花粉症、みんなしんどそうで…。僕ら声優にとって、一番テンションが下がることって声が出なくなることだから、本当に嫌ですよね。
――念のために事前にしっかり対策をとっていること・ものはありますか?
アニメのアフレコ前には原作の漫画を読んだりして、対策をとってから収録に臨むというのはよくやります。
大河ドラマで渡辺守綱という役を演じさせていただくにあたって、(渡辺守綱の菩提寺である)守綱寺に実際に行きました。役作りのために見に行って、その人の歴史に触れて、住職さんに取材して、人柄を吸収してから撮影に臨みました。
実際に愛知県まで足を運んでみたからこそ、ぼんやりしていた渡辺守綱という人がくっきりと見えてくるというか、こういうふうに演じてみよう、ああいうふうにやってみようという想像が膨らみました。本当に対策して良かったなと思います。
――1日中快適に過ごすためにとっている対策などありますか?
今までめちゃくちゃ「自分ルール」が多かったんです。毎日赤い下着しか履かないとか、靴は右から履くとか…。それで良かったことはもちろんたくさんあって、うまくいった時に「ちゃんと対策したからかな」とか「げんを担いだからよかったのかな」とか、ハッピーな気持ちになることが多かったのですが、その反面、いつものルーティーンができない日があると明らかに調子が狂っちゃったりするんです。
それで落ち込む感じが嫌だなと思って、2年くらい前に自分ルールを全部捨ててみようっていう考えに至りました。
(1日を快適に過ごすために)「こだわりを持たない」ということをこだわりにしたら、それから、まぁ楽! おすすめです。何事にもこだわらなくてよくなった途端、人って楽になるんだなと実感しています。