5年ぶりに会った志帆から聞かされた衝撃告白
俊平が思い切って「もしかして日本にいます?」とメッセージを送ると、志帆は「日本にいますけど何か?」と返信し、あっさりと俊平の前に現れた。
会っていろいろと話をしたが、志帆は「帰らない。あなたがいる間は」と家に帰ることをかたくなに拒否する。翌日、ファミレスで改めて話し合おうとする俊平だったが、そこで志帆から聞かされたのは、長い時間の中で積もり積もった不満だった。
俊平らの後をつけてきた娘の響と息子の海らが近くの席で耳をそば立てている中、志帆は晴見フィルの仕事が一区切りつく3月が来たら“離婚”したいと言った。
「待って!」と追いすがる俊平に「プロポーズされたの!」とトドメの一撃。
二朗「音に乱れが出てたら、そいつがカミさんに間男だよ」
プロポーズをしたという相手が気になる俊平に、「うたカフェ二朗」の店主・二朗(西田)は「団員の誰かなんだよ。あんたの奥さんに手を出したのは」と言って、「音に乱れが出てたら、そいつがカミさんに間男だよ」と断言。2人の話を聞いていた古谷はドキドキが止まらない。
そして、レストランでの演奏会が行われる日、古谷は「絶対に間違えてはならない」と自分に暗示をかける。演奏が始まった時は二朗の言葉を忘れていた俊平だったが、途中で思い出し、タクトを振りながら気持ちは“犯人探し”に重心が傾いた。
耐えに耐えた古谷だったが、最後の最後で心が乱れてしまい、「え?恋人って古谷くん?」と疑いの目を向ける俊平。そして動揺する古谷の表情で、俊平は確信した。
うまく行きかけている晴見フィルだったが、ここに来てまた大きな問題が。俊平と古谷、どのように決着をつけるのだろうか。レストランに来て、演奏を聴いていた志帆の反応も気になるところ。
◆文=ザテレビジョンドラマ部