反町隆史が主演するドラマ「グレイトギフト」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)の第4話が2月8日に放送。完璧な殺人兵器“ギフト”により、どんどん闇落ちしていく郡司を演じる津田健次郎の姿や、“ギフト”で女と金を我が物にしようと企む本坊事務長を演じる筒井道隆に、視聴者がくぎづけになり、X(旧Twitter)でトレンド入りを果たした。(以下、ネタバレを含みます)
殺人球菌“ギフト”をめぐるサバイバル医療ミステリー「グレイトギフト」
本作は、「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年、TBS系)や「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年・2023年、TBS系)などを手掛けた黒岩勉氏が脚本を務めるオリジナル作品。完全犯罪を可能にする殺人球菌“ギフト”をめぐるノンストップサバイバル医療ミステリー。
反町が顕微鏡の中しか興味がない大学病院の病理医・藤巻達臣を演じ、世にも恐ろしい球菌“ギフト”を発見し人生が激変していく。波瑠、明日海りお、小野花梨、盛山晋太郎(見取り図)、坂東彌十郎、津田、倉科カナ、筒井、尾上松也、佐々木蔵之介らが出演し、JUJUの「一線」が主題歌となっている。
院外で“ギフト”による殺人が発生…反町隆史“藤巻”の“ギフト”が原因か
妻・麻帆(明日海)の心臓手術を盾に、藤巻に“ギフト”の培養を指示していた白鳥理事長(佐々木)は、理事長になってから病院の改革に取り組み、様々な問題を改善させていた。そんな白鳥の腹心・郡司(津田)もまた、“ギフト”の存在を知り加担。白鳥理事長は、“ギフト”の協力者である藤巻と郡司を教授に昇格させる。
そんなとき、藤巻は白鳥理事長に呼び出される。部屋には郡司もいて、政財界の大物3人が立て続けに急性心不全で死亡したと話し始めた。しかも、その遺体の首すじには黒ずみが。藤巻が培養した“ギフト”が院外に持ち出された可能性があると、白鳥理事長の指示で郡司と藤巻が調査を始める。
藤巻がラボで保管していた3本の“ギフト”を調べると、すべてすり替えられていたことがわかった。驚愕の藤巻に、郡司はほかに“ギフト”を知っている人がいるか問いつめるが、藤巻は久留米(波瑠)が“ギフト”培養に協力していることを隠した。郡司は藤巻に、死に物狂いで犯人を探すように指示する。
反町隆史“藤巻”の“ギフト”を盗んだのは筒井道隆“本坊事務長”
藤巻は自身のラボに鍵をかけたいと相談した本坊事務長(筒井)を、会員制ラウンジ「アルカナム」に呼び出し、ストレートに“ギフト”を盗んだかを尋ねた。最初はとぼけていた本坊だったが、「アルカナム」のオーナー・杏梨(倉科)に頼まれ、藤巻のラボを盗聴していたことを明かす。
さらに「アルカナム」で出会った人から、人を殺せる薬剤を横流ししてほしいと頼まれることがあり、“ギフト”を売ったと続けた。本坊は、「強い男が好き」と公言する杏梨を落とすために何でもやり“闇の皇帝”になると宣言。久留米が“ギフト”を知っていることを藤巻が隠していることを盾に、“ギフト”を横流しするように脅した。
そんな藤巻と本坊事務長の話の一部始終を聞いていた郡司は、久留米が“ギフト”を知っていることをなぜ隠していたかを藤巻に問う。藤巻が久留米を危険に巻き込みたくないと郡司に頼み込むと、久留米のことを隠す代わりに自分に“ギフト”を3本渡し、本坊事務長には偽物を渡すように指示した。