中国のベストセラー小説を、国民的女優ヤン・ズー主演で映像化したドラマ「長相思(原題)シーズン1」がCS衛星劇場にて、2月22日(木)夜10時より第1話を先行公開後、3月18日(月)に本放送をスタートする。本作は、性別を偽って男性医師として生きるヒロインが、多くの魅力的なキャラクターからアプローチを受けるロマンス・ファンタジー時代劇だ。女性ファンが多いトン・ホア原作で、若年層だけでなく大人の女性からの共感も多く寄せられている。さらに、ドン・ウェイ、ジャン・ワンイーといった美形揃いの豪華キャストが出演。本記事では、見どころたっぷりの「長相思(原題)シーズン1」の魅力に迫る。
ヒロインを取り巻く複数男性とのロマンス・ファンタジー時代劇
ドラマティックな愛の叙事詩を描き出すロマンス・ファンタジー時代劇「長相思(原題)シーズン1」。過酷な経験から身分を捨てて男性として生きる王姫が、運命に立ち向かう愛と戦いの物語を描いている。
「宮廷女官 若曦」などで知られる人気作家トン・ホア原作の仙侠ファンタジー作品で、ヒロインを巡る壮大なロマンスを描いたドラマとなっており、ベストセラー作家の名作と人気女優ヤン・ズーのタッグという、話題性抜群の組み合わせが実現したタイトルだ。
ヤン・ズー演じる主人公の多面的な魅力はもちろんのこと、彼女を愛し守っていく、タイプの違う男性キャラたちも注目を集めている。ビジュアルと演技力に定評のあるジャン・ワンイー、ドン・ウェイ、ワン・ホンイーといった旬のスターから、日本でも人気の俳優タン・ジェンツーら豪華キャストが出演していることで配信前からドラマ期待度1位を獲得。中国で配信がスタートすると、わずか2時間で「ドラマ視聴リアルタイム熱度ランキング」で1位にランクインを果たした。
他にも、独占配信するTencent Video(騰訊視頻)のサイト内人気を表す“熱度”は、連続25日間30,000を超えて最高値33,144を記録。2023年の新記録を作った同作は、2022-2023年微博(Weibo)時代劇ドラマ総合影響力ランキング1位を獲得した。
子役から活躍を続ける国民的女優「ヤン・ズー」の魅力とは
本作の主人公・小夭／ビン小六を演じるのは、幼い頃から子役として活躍を続ける中国北京市出身の国民的女優ヤン・ズー。20年近くのキャリアを重ねてきた大ベテランである彼女は、Weiboフォロワー数6,189万人を超える国内外で人気を誇る大女優だ。
2004年「女生日記」で注目を集めると、ドラマシリーズ「家有儿女」で“天才子役”としての地位を確かなものに。さらに2016年のヒットドラマ「歓楽頌」でも自然な演技力が話題となり、主演のファンタジーラブ史劇「霜花の姫～香蜜が咲かせし愛～」や「Go！Go！シンデレラは片想い」も大ヒットを果たした。
華やかな経歴を持つヤン・ズーだが、実は努力家としても知られている。子役時代のイメージを払拭するために演技を磨き続け、さまざまなジャンルの作品に挑戦してきたそうだ。現代劇から古典ベースの作品まで真摯に取り組み、いまや若手実力派としてヒット作には欠かせない存在に。
ヤン・ズーが演じる「小夭」は、子どもの頃に家族と引き離されて長い年月に渡って辛酸をなめた高貴な生まれの女性。苦難の流浪を経てたどり着いた地で姿と性別を変え、「びん小六」(※びんは王へんに文)という男性医師として生きることを決める。ある日、小六が身元不明の瀕死の男性(ドン・ウェイ)を連れ帰り、看病したことから再び運命の歯車が動き出す。
身分や性別すら偽るという孤独を抱えながらも持ち前の明るさ、冴えた頭脳と情の深さで多くの人々を惹き付けるヒロインに、次から次へと登場人物が魅了されていくのも見どころである。ヒロインに心を寄せる男性たちはそれぞれ個性的な魅力の持ち主で、アプローチ方法もさまざま。一粒で2度どころか3度も4度も美味しい愛の争奪戦を、ヤン・ズーが丁寧に受け止めるシーンも本作の魅力の1つと言えるだろう。
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