森愁斗の願いに、飯島寛騎&宇垣美里が反省
後半では、妖精が魔法を使ってシンデレラを王子の元へと導く童話「シンデレラ」にちなみ、「もしも1つだけ魔法を使えるなら?」をテーマにしたフリップトークを実施。
全てひらがなで「おそらをとびたい」と回答した飯島は、その独特な字体をツッコまれながらも、「空って飛んでみたいじゃないですか。空の表現をしてみたいという興味本位です」とコメント。「空を飛んで何をしたい?」とさらに追及されると、「えー何しよう。悪いことがしたいな(笑)」とにやりと笑う。
田中は「身長が伸びる」と回答し、「身長が低いので、キスシーンをするときに身長が足りなくてできなかったんですよね。カメラに映っていないところで飯島さんがちょっと足を曲げてくださっていて。すごくきつい体勢をさせることが多くて申し訳ないなと思ったし、個人的にやっぱりもうちょっと身長が伸びた方がうれしいな」と理由を述べた。
宇垣は「動物と話せる人になりたい」と回答。「動物がすごく好きで犬を飼っているんですけど、気持ちが分かったらどれだけいいだろうと思うことが日々ありまして。遊びたいなと思っておもちゃとかを出すと『それじゃない』みたいな顔をしているときがあるので、言葉が分かればなと思います」と思いを口にした。
「幸せで溢れる魔法」と回答した森は、「幸せで溢れればいいなという願望ですね。僕だけ幸せとかではなく、僕もこういうお仕事をしていますから、みんなに幸せを与えて、その幸せを受け取ってまたみんなが誰かに、と、連鎖していけばいいな」と真っすぐに語る。
すると、それを聞いた宇垣は「今、私は反省しました。私利私欲で…」としょんぼり。飯島もうなずき、「何が『空を飛びたい』だ!」と自らツッコミを入れ来場者を笑わせていた。
“本当にぶっ壊れた、すごく楽しい作品”
「作品の見どころ」について、宇垣は「このドラマは、ちょっと非現実だけど、現実の近いところで起こるホラーだと思っています。なので、皆さんに『怖い』と思いながら見てほしいですし、舞を襲ってくる“怪物・妖怪”たちの中にも、ちょっとでも分かるなという部分がきっとあると思うので、自分の中に眠る“陽介っぽさ”とか“由良っぽさ”を見つけてゾクッとしていただけたらなというふうに思ってます」と呼び掛ける。
森は「いろいろな愛の形があって、その中で問題がいろいろと起きて、ハラハラドキドキと、すごく展開が早くて目が離せないシーンがいっぱいあると思うので、ぜひ見逃さないようにじっくり見ていただけたらうれしいなと思います」とコメント。
飯島は「どうも、怪物です」とおどけながらも、「本当にぶっ壊れた、すごく楽しい、スリリングのある“ラブサイコスリラー”な作品です。僕のことは嫌いでもいいと思っていて、それが逆にこの作品にとって良いことだなと思うので、 そうやって皆さんとこの作品を作っていけたらすごくいいな、幸せだなと思っております」と熱く語った。
田中も「どうも、化け物です」と便乗し、笑いを誘う。そして、「私(由良)は、幸せな夫婦教師の間をぶち壊す人でもあり、自分の思い通りになるように本当に細かいところまで計画している女の子です。見てくださる皆様は、なんだこの子と思ったり、ひどい子だと思ったり、怖いと思ったりするかもしれないんですけど、由良ちゃんには由良ちゃんなりの気持ちがあるので、たくさん由良ちゃんのことを知っていただいて、少しでも由良ちゃんのことを好きになってもらえたらうれしいなとも思います」と笑顔を見せる。
続けて、「それぞれが魅力的な役なので、たくさんの方に『面白い』『ハラハラする』と思って楽しんでもらえる作品になったらいいなと思いますし、この由良ちゃんの行動力が、違う面でたくさんの方に勇気を与えれられる、計画して行動しようと思ってもらえる作品にもなれたらいいなと思うので、 これからの話も楽しみにしていただきたいなと思います」と呼び掛け、イベントは終了した。