鳴海唯が分析する、チェ・ジョンヒョプとテオの共通点
――テオに魅了される視聴者が続出しています、鳴海さんご自身は台本を読んだときにテオに対してどんな印象を抱きましたか?
最初、まだ顔合わせもしていない状態の時に台本を読んだのですが、(テオに対して)絶対に日本人には演じられないキャラクターだなと思ったのと同時にこんなに魅力的でかわいらしい男の子を誰が演じられるんだろうと想像が追いついてなかったんです。
ですが、顔合わせでジョンヒョプさんに初めてお会いした時にすごくしっくりくると言いますか、ピッタリと言いますか、“絶対にこのドラマヒットするんだろうな!”とひとりで考えていました(笑)。
ジョンヒョプさんがいると現場が穏やかになりますし、誰に対しても平等に優しくて、ちょっとしたことでもすごく笑ってくださるんです。もちろんテオくんとジョンヒョプさんは違うのですが、現場の空気を穏やかにする天性の才能みたいなものはテオくんに通ずる部分なのかなと思います。
――SNSを中心に“仁科カメラ”が好評ですが、今後撮影したいものはありますか?
皆さん、キャストの方たちのカメラが回っていない時の姿を見たいと思うので…これまでもふとした瞬間の様子をこっそり撮影してきたので、今後も皆さんのお芝居の邪魔にならない範囲で自分のできることをやっていけたらいいなと思います!
――この作品を通して成長したと感じる部分があれば教えてください。
ふみさんとジョンヒョプさんから教えていただけるものが大きいなと感じています。この作品を作る上で、作品自体のこともそうですし、1シーンごとに真摯(しんし)に向き合って、丁寧に作り上げていっていらっしゃるなという印象がすごくあるので、そんなお二人の姿を見てかっこいいなと思わされますし、自分はそんなところまで考えが至っていなかったなと反省することも多いです。
プロフェッショナルだなと感じますし、私もこんな風になりたいなと思わせていただける先輩と一緒にお芝居をさせていただいているというのは、ありがたいなことだなと思います。