小芝風花が主演を務める木曜劇場「大奥」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第7話が2月29日に放送。第7話では、お品(西野七瀬)が家治(亀梨和也)の側室になったことで、倫子(小芝)と家治がすれ違ってしまうことに。倫子に拒絶された家治の顔があまりに悲しく、切ない思いでいっぱいになった。X(旧Twitter)では、「幸せは一瞬、地獄は一生」「もうやめてえええ!」「上様の悲しい顔がしんどい」という声が多く上がった。 (以下、ネタバレを含みます)
「大奥」の内容を紹介
本作は、連続ドラマとしては約20年ぶりに復活したフジテレビ系「大奥」シリーズ。さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女性の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女性らの戦いを描く。
家治が倫子のために動き出す…「大奥」第7話を振り返る
五十宮倫子に長らく子ができなかったのは、お梅(小南満佑子)がすり替えていたお香が原因ではないかとお品が告げる。そのお香には、子をできにくくする薬草が使われていたという。命じた者を探ろうにも、肝心のお梅が姿を消してしまう。なんと、お梅を動かしていたのは松平定信(宮舘涼太)だったのだ。
倫子が倒れた件について、徳川家治は「誰の仕業か調べはついたのか」と田沼意次(安田顕)に問い掛ける。田沼は松島の局(栗山千明)ではないかと注進するも、家治は応じない。それは、お知保(森川葵)を側室に進めたのは松島と田沼だったからで、家治は自らこの件を調べると言い放つ。
家治の子である竹千代の教育係となり大奥、さらには幕政を専横せんとする松島から裏切られた田沼は、高岳(田中道子)一派に接近。田沼の新たな企みは、倫子やお品を巻き込み、予期せぬ方向に進もうとしていた。
そんなある日、倫子は料理の味が変わったのではないかと口にする。すると、お品は倫子の料理を全てこしらえていた葉山貞之助(小関裕太)が長らくお休みを取られているようだと返す。お品は、真面目な貞之助が倫子に与えられた役目を投げ出すわけがないと心配する。