須賀健太&荒牧慶彦のW主演で描くサイコスリラードラマが誕生 MBSの「ドラマフィル」枠第一弾<奪われた僕たち>
MBSのドラマシャワー枠がドラマフィル枠として生まれ変わり、その第一弾となる「奪われた僕たち」(毎週木曜夜1:29-1:59、MBSほか)が4月11日(木)より放送されることが決定した。同作は、一人の映像ディレクターが連続殺人犯と出会い、殺人の記録を撮り続けることになっていくサイコスリラー。須賀健太と荒牧慶彦がW主演を務める。
須賀が演じるのは、フリーの映像ディレクターで、過去に自身が制作したドキュメンタリー作品で賞を受賞した経歴を持つ堺洋一。荒牧が演じるのは、ピアノ教師だが実は連続殺人犯というサイコパスな男・光見京。また、同作は、荒牧が代表を務める「Pasture」とキングレコードとの共同企画によって制作されている。
「奪われた僕たち」ストーリー
目覚める男。体が思うように動かないようだ。そこに近づく男。動かない体で、何とか逃げようとする男。ゆっくりと追い詰めていく何者か。やがて男の体に、ナイフが振り下ろされ――。
細かい仕事で何とか食いつなぐ日々が続く自身の現状に、行き詰まりを感じていたフリーの映像ディレクター堺(須賀)。自宅兼事務所のマンションに帰ると、荷物と手紙が届いていた。手紙には、“私の活動を記録してくれませんか?一度ご連絡ください。きっと、興味を持っていただけると思います”の文字。
そして、仕事にあぶれた堺は、軽い気持ちで荷物を開けがくぜんとする。中には、人間の指が一本入っていた。言葉を失い、警察に電話しようとするが、直前でその手を止め考え込む。「これは、人生を変えるきっかけになるのでは…」そんな予感で、書かれていた連絡先にコンタクトを取ることに。
そして、指定された郊外に佇む家を訪れる。中に入ると、堺を迎えたのは、光見(荒牧)だった。光見と出会ったことで、堺は殺人の記録を撮り続けることになってしまう。