山崎紘菜&飯島寛騎は3度目の共演「心強いです」
――山崎さんと飯島さんは過去に共演経験があるんですよね?
山崎:飯島さんとの共演は今回で3度目。初共演は映画「ブレイブ -群青戦記-」(2021年)の時で、去年久しぶりにドラマでご一緒させていただきました。私が主演やヒロインなどを任されて、いつもよりプレッシャーを感じている時に側にいてくださるので心強いです。
飯島:でも、意外と作品の中での絡みは少ないんだよね(笑)。
――その一方で山崎さんと小笠原さんは初共演と伺いました。
山崎:はい。今日が初対面ですが、初めましてとは思えないくらい親しみやすくて、周りを安心させるような雰囲気を持たれている素敵な方だったので、安心しました(笑)。
小笠原:実は寛騎から「こういう人だよ」というのは聞いていたので…
山崎:え! なんて言ったの?
飯島:ボケてツッコんで…みたいなことは多分好きだよって(笑)。
小笠原:そうなんです(笑)。僕は楽しいことが好きなタイプですし、せっかくご一緒するなら楽しくやりたいので、これを機に仲良くなりたいなと思います!
飯島:いいじゃないですか~!
――山崎さん演じる玲はターゲットの懐に入り込む力に長けているキャラクターですが、皆さんが「これなら2人に勝てる」と思うことを教えてください。
小笠原:2人よりも踊れると思います!
山崎:それはもう勝てません(笑)、参りました!
小笠原:白旗を上げるのが早いなあ(笑)。やっぱり普段から踊っているので、ダンスなら2人に勝てると思います。
山崎:先ほど別の取材で小笠原さんが「お風呂に長く入る」というお話をされていたのですが、私は逆にお風呂に入ってから上がるまでの速度なら2人に勝てると思います。長く湯船に入ることもサウナに行くことも好きですが、急いで入って!と言われたら、誰よりも速くは入れます。その速さにきっと驚くはず(笑)。
飯島:僕はいろんな役柄を演じるということの延長で、昔からいろんな妄想をするんです。例えば「自分が宇宙人だったら」と考えてみたり、お隣さんの声が聞こえてきたりすると「どういう表情でどんな人なんだろう」と想像を膨らませてみたり…。なので2人よりも想像力は長けていると思います!
――最後にドラマの見どころと、読者へのメッセージをお願いします。
小笠原:原作同様見ていてスカッとする作品です。それに、 (山崎と飯島との)3人のバーのシーンではこれから何かが始まる予感がする、ワクワク感が増すような空気感を作っていきたいと思っていますので、ドラマを楽しみにしていただけたらうれしいです。
飯島:ストーリーがとても見やすくなっているので、変に疲れることなく見られるドラマです。皆さんきっといろんな悩みを抱えていると思いますが「みんな頑張って生きているんだな」とか「つらいことも乗り越えられるんだ」とか勇気をもらえる作品だと思うので、楽しんでいただけたらと思います。
山崎:今回ドラマオリジナルな部分もありますが、ストーリーや描写は原作にかなり忠実ですし、玲の変装もしっかりと再現されているので、原作ファンの方々にも絶対に楽しんでいただけると思います。
そして、私もこの作品を通して玲と同じように、頑張っている方を応援したり、救いになれたらいいなと思っていますので、原作をご存知ないという方にもぜひ見ていただけるとうれしいです。
撮影=島本絵梨佳