宮田は崇と体の関係を持つが…
秘湯の宿で崇は連載コラムを書き上げ、宮田はすぐに帰ろうとするが、通行止めで足止めを食らってしまう。
温泉に2人で入り、並べて敷かれた布団で寝ることに。夜中、宮田と崇は肌を合わせる。しかし、朝になって宮田は崇と付き合うわけではないと言う。
大学でコラムが読者アンケートで1位になったと崇に報告する宮田。「ところでさ、僕とは付き合わないんだよね?」と崇が確認すると宮田は「はい」と答える。理由を聞かれた宮田は「俺はあなたに負けてるからです、仕事でも、気持ちでも。このままじゃ高校の時の俺が浮かばれない。裏切られて俺がどれだけ傷ついたかわかりますか?先輩は全然必死じゃない、なんでも簡単に手に入っていると思ってる」とまくしたてる。そして「そういうことなんで。これからも良きビジネスパートナーで」と宮田はそそくさと帰ってしまう。取り残された崇は「必死じゃないか…」とつぶやくのだった。
宮田がまくしたてればまくしたてるほど、崇に惹かれているようすが見て取れて、かわいく思えてしまった。
◆構成・文=牧島史佳
※高松アロハの「高」は、正しくは「はしご高」
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